学ぶこと、知ることは実に楽しい! | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

27歳のときに、心理学に興味を持ちました。




学んでいるときは実に楽しく、新しいことを知るたびに新鮮な

喜びがありました。




本を読むことが大嫌いだったのですが、心理学の本だけは

スラスラ読めてしまう。




興味関心とは、人間の新たな可能性を見出すことを実感していったのです。




しかし、・・・・・。




心理学を深く学び、深く知るたびに、ある恐怖が・・・・。




最初のうちは、その恐怖が何なのか?

その実態がうまくわからなかったのです。




そして、その正体がわかったときは愕然としました。




31歳で独立開業し、心理学教室を開催していました。

私は心理学教室の心理学の講師という立場でした。




私を襲った恐怖の正体は・・・・・?




自分の中にある、”ダメな人間” の存在だったのです。




心理学の講師とは、『人様のことを受容できる器を備えた立派な人間』




そういう観念に縛られた私にとって、自分の中に存在する、

『特別な才能もなく、取り柄もない、些細なことが気になる器の

小さなダメ人間』という想いを認めるわけにはいかなかったのです。




『そんな自分がばれてしまったら、受講生は誰も寄り付かなくなる。』




それが私を襲う、恐怖の正体だったのです。




そういう恐怖心は決して表には出さず、封じ込め、人前では澄ました顔。




いかにも立派な人間ですよ、と振舞うのはとても疲れます。




そんな ”偽りの自分” を演じているわけですから、そりゃ大変ですよね。




果たして ”偽りの自分” を演じきれるのか?




見る人が見たら、そんなことわかります。




いや、受講生の方々も、どこか無意識に、そういうものは感じて

おられたのだと思うのです。




そんなことを気づかないまま、39歳で廃業に至ってしまったのです。




その理由は明白ですよね。




さてさて、この恐怖の正体をどうしていったのか?




この続きは次回に。