今の職責を頂いて、リーダーとしての言葉の重みを実感しています。このテキストを打っている最中でも、明らかに失敗したコミュニケーション、あの言葉の選択は正しかったのかなど反省するばかりです。
本書では、優れたリーダーは素の自分とリーダーの自分を使い分けるセルフパペットを使いこなすことを推奨し、影響力を集めるリーダーになるためには、
1. 注目を集める
2. 高揚感を集める
3. 信頼感を与える
4. 基準を示す
5. 器の大きさを見せる
の5つを掲げています。自分はまだまだ5が足りないなとつくづく思います。今日読んでいた日本ハムファイターズ新庄監督の記事で移籍した選手について、
「『それは私もFA出て行った人間だから、移籍した人間だから、応援してあげようと思う』って。心が広いでしょ。困らないか?って聞いたら『また作ります』って」
という言葉がありました。自分がこの度量を持てているか、まだまだと思いました。
言葉に魂を持たせ、組織を良い方向に導くには、やはり小手先だけでなく、自分磨き次第。考えさせられる一書でした。