【読書】2030年 未来への選択 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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経済学者である西川潤氏の書籍。学生時代、人間主義経済を学ぶために何冊か彼の書籍を手にとったのを思い出す。

資本主義の歪みが如実になり、人口・エネルギー・食料・環境などの地球的問題群をSDGsの観点で読み解くとともに、その課題を解決するためのグローバル・ガバナンス(G8なのか、G20なのか、国連なのか)について語られているのも興味深い。

 

ポスト資本主義においては「価値主義」となり、人間個々の価値によって行動変容する。

その際に個人の欲だけでなく、共生という観点で助け合いの精神を持ち、一人ひとりが世界を良くしていこうとするマインドセットが必要なのではないか。その観点では人類が同じものさしとしてSDGsを意識するのは良いと考える。