【東洋経済】中国は台湾から攻める | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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週刊 東洋経済 2011年 10/1号 [雑誌]/著者不明



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先週号の東洋経済です。ちょっとタイミングを逃してしまい、昨日一気に読みきりました。


台湾についてはほとんど勉強したことがなかったのですが、今回の記事を読んで非常に興味深い国となりました。




面積も人口も圧倒的に中国、日本そして韓国と異なる中でどう生き残るべきかを戦略的に考え、経済成長を実現しています。特にEMS(Electronics Manufacturing Service(英語)の略で、電子機器の受託生産を行うサービス)企業の躍進がすごいようですね。中国が世界の工場と言われた2000年代初頭から、今や台湾が世界のジャイテク工場となっているのかもしれないですね。




【参考記事】ソニーが台湾EMS大手に欧州のテレビ工場を売却、テレビ事業黒字化策の一環




また台湾食品メーカーの三大企業(統一など)の記事もなかなかおもしろかった。


日本企業との紐付が非常に大きいことを理解することができた。




日本が中国に進出する際に、台湾企業とパートナーシップを組んで進出をするというのは、戦術の一つのオプションとして持っているのもいいかもしれない。


但し、あまり紐付きを強化するとグローバル展開の自社企業の自由度がなくなることもあるため、注意をしていかないといけないだろう。