【読書】思考のレッスン (文春文庫) | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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思考のレッスン (文春文庫)
思考のレッスン (文春文庫) 丸谷 才一

文藝春秋 2002-10
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芥川賞作家 丸谷才一氏の思考や読書に関する考察。インタビュー形式で彼の人柄が出ていて面白い。また改めて日本語の大切さを学ぶ。レトリック。最近忘れてしまっている表現技法であることに気づかされた。


たしかにいろいろ問題はあると思いますよ。でも、ああいった大胆な仮説を立てて、それによっていろいろ論じ合うということは極めて大事なこと 40


つまり、昔の日本人ならば、「白玉クリームあんみつ」には比喩的に「夏の月」といった名前をつけたものでしょう。54


本の読み方の最大のコツは、その本をおもしろがること。103


読書の効用は、三つあると思うんです。105
第一は、情報を得られるということ。
二番目の効用は、本を読むことによって考え方を学ぶことができる。
読書の三番目の効用は、書き方を学ぶということでしょう。


考える上でまず大事なのは、問いかけです。180