法科大学院が設置されて7年になりますが、初の統合ケースが生まれたようです。日本の業界構造の特徴と言えるのかもしれませんが、やはり中小のプレイヤーが多過ぎるのかもしれません。今後も法科大学院の統合は、多くなっていくでしょう。
法科大学院、初の統合へ
=来年4月から、社会人教育強化―桐蔭横浜と大宮
時事通信 8月8日(月)20時20分配信
桐蔭横浜大(横浜市青葉区)と大宮法科大学院大(さいたま市大宮区)は8日、来年4月から法科大学院を統合すると発表した。法科大学院の統合は2004年の制度開始以来初。
両大は「有職社会人に積極的に対応してきた共通性があり、統合によって特色をさらに優れたものにできる」とコメント。それぞれの法科大学院では、今年4月の入学者は桐蔭横浜大が定員50人に対し38人、大宮法科大学院大が同70人に対し27人と厳しい現状にもさらされている。
統合は大宮法科大学院大が12年4月入学の学生を最後に募集を停止。桐蔭横浜大が統合後の「桐蔭法科大学院」を運営し、単位互換制度などを実施しながら、教員や学生の受け入れを進める。大宮法科大学院大は16年3月をめどに終了する、