【コンサル】コンサルタントの研修(2) | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

前回 は、コンサルタントの研修について概要をお伝えしました。(「である」調や「です」「ます」調が混在していて読みにくく申し訳ありません。気分に因るようです。)


今回は外部ベンダー研修について書きたいと思います。


ITでは主にアプリケーションコンサルやテクニカルコンサルなど領域が分かれており、私は主にアプリを中心にやってきましたので業務アプリケーションの研修について少しお話をしたいと思います。


業務アプリケーションとはSAPやOracleの"ERP"やCRMアプリケーション、BIアプリケーションなどが挙げられます。基本的にはアプリケーションは、画面、データベース、そしてビジネスロジックで構成をされていますが、私たちコンサルタントはそのアプリケーションの使い方よりも、お客様の業務変革のために、どのようにそのアプリケーションが活用できるのかを考えながら、研修を受けます。


基本的にはそのアプリケーションの思想や原理原則をしっかり押さえることが、応用することへの近道です。


研修内容は、基本的にはPCの画面を見ながらレクチャーを受け、演習を繰り返すという、正直おもしろいものではありません。(個人的な感想です)

ただやはり基本を知らなければ、ツールを使ってのコンサルはできないことも事実です。


私の場合は業務やマネジメントよりのコンサルをしてきましたので、一つのアプリに精通しているわけではありませんが、コンサルの中にはSAPの会計モジュールを熟知し、その強みを生かして長年仕事をされている方々もいます。ある意味職人といってもいいでしょう。


先日私もひさしぶりに2週間のベンダー研修に行ってきました。仕事で必要というよりも、教養として学びたかったので、上司にお願いをし、前のプロジェクトが終わった翌週から行ってきました。世の中では有名なアプリなので、どんあ代物か楽しみにしましたが、やはり百聞は一見にしかず。自分の目で手で感じることで、今のお客様の案件でも説得性のある説明が出来るようになっています。経験とは不思議なものです。


外部ベンダー研修はあくまでエントリーであり、それだけではアプリを使いこなすことは出来ないのですが、原理原則を押さえるためにはやはり重要です。


次回はコア部分の研修について書きたいと思います。