グローバルリーダーになるための思考力② ロジカルシンキングⅡ Part1 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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ロジカルに考えるにはゼロベース、フレームワーク、オプションという3つの概念を意識することを大切である。一般的には「思考法」と呼ばれているが、私は「心得」と呼んでいる。ただでさえロジカルシンキングは思考法であるので、その下に3つも思考法があったら、理解ができなくなってしまう。故に、ロジカルシンキングを体得するための心得して、これから説明する3つの概念を理解して頂きたい。


1-1



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このロジカルシンキングの3つの心得は、あくまで心得であり忠実に守る必要はない。意識をすることが大切である。ゼロベースとは「固定観念の否定」「広い視野を持った客観化」を目的とする。フレームワークとは良く使われることばであるが、「考えるとき、整理するときのプラットフォーム・枠組み」といった意味である。最後のオプションは、考えるとき、決めるときのプロセスに選択肢をつけることを意味している。それではここから一つずつその心得について学んでいこう。


1-1 ゼロベース

 ゼロベースという言葉もだいぶ一般的になってきたと思う。ゼロベースとは文字通り「ゼロからをベース(起点)とする」ことであり、既存の習慣や常識にとらわれることなく、それらの概念をまったく取り払ってゼロの状態から事象を捉えることである。人間はどうしても過去の経験や常識に捉われてしまう。それが制約となってしまい、最適な解が発見できないことが多々ある。例えば次の問題を解いてみよう。


【問題】

以下は、演繹法によって作られたロジックです。どこがおかしいでしょう?(3分)


 国際的な人は英語を話す

 彼は英語を話す

結論: 彼は国際的である


おわかりになったであろうか?まず「どこがおかしいか?」という質問に対して、一つだけしか答えがない思われた方は、今後は是非ゼロベースを意識して欲しい。これまでの高校教育で「答えは一つ」という習慣が身についてしまっている証拠である。

一つ目の解答として、「国際的な人は英語を話す」というがおかしい。「英語を話す人は国際的である」というのが答えとして適切といえるだろう(絶対に正しいとは言えないが)。もう一つ意識して欲しいのが「国際的」という言葉である。そもそも「国際的」の定義は何であろうか。それを意識することが「ゼロベース」である。少々疲れてしまうかもしれないが、なぜ?・どうして?と常に意識することがゼロベースの根幹である。


1-2 フレームワーク

フレームワークは、「枠組み」(=フレームワーク)を利用して、そこに情報を入れ込むことで、原因を追究したり、解決策を具体的に導き出したりするものです。このフレームワークを意識することで、思考のスピードアップ化を図ることができる。例えば、企業の分析をする際に、いきなり「企業分析をしてください」と言われても困るでしょう。しかし、SWOTや3Cというフレームワーク(枠組み)を知っていれば、それほど悩まずに、分析をスタートすることができる。またフレームワークの利点は、フレームワークそれ自体が一般社会に知られており、共通言語となっているため、相手にわかりやすく伝えることができる。


すべての事象に関してフレームワークを使えるわけではなく、またフレームワークのみで解決をすることは非常に短絡的で私は好きではない。しかし、先哲の考えた思考の枠組みですので、使ってみて損はないだろう。


1-3 オプション

最後にオプションに関して説明します。これはテクニックというより、本当に心得となる。オプションに関しては先ほど「考えるとき、決めるときのプロセスに選択肢をつけること」と定義したが、複数の選択肢から解を見つけ出す習慣をつけることが大事である。例えば、下図を見て頂きたい。


1-2


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あなたならどのプランを選ぶだろうか?あなたが忙しく、Time is Money(時は金なり)というタイプの方であれば、プランAを選ぶだろう。一方で学生で時間よりお金を気にしたいという方であれば、プランBを選択することだろう。

ロジカルシンキングとは「相手にわかりやすい!」と思わせる思考であるといっていますが、最適解というのは、相手のステータス・考え方によって変わることがある。オプションを持つことで、最適解を導出視野が広がり、様々な視点で論理的に考えることができる。


冒頭にも書いたとおり、「ゼロベース」「フレームワーク」「オプション」はあくまで心得であり、忠実に守る必要はない。しかし、この心得を意識することで、確実に皆さんのロジカルシンキングは精度を増すことができる。


次節では、ロジカルシンキングを実際に使う上で有益となる3つのツールについて紹介していきたい。