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映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 白竜が主演している「地上げ屋」。タイトルのまま、白竜は地上げ屋を演じている。日本橋のビルを舞台にテナントをなんとしても撤去させる。

  

 これは映画なのだろうか、どう見てもビデオ映画のノリだった。(ただし、東映が作っていたようなVシネマを見たことがない)全体に安い作りなのだ。

 

 ただ、話の流れは、今どきの「地上げ」事情がわかって、それは面白かった。

 

 「地上げ」と聞くと、それを実行するのは手荒いヤクザが来るようなイメージ。


 でも、この映画を観る限りヤクザはご法度。もし、デベロッパーがヤクザを使ったことが明白になると世間的な制裁があるのだとか。

 

 今どきはそうなのかと勉強にはなった。

 

 映画としては、いかにも、Vシネマ(上映時間も68分)で映画館で観る価値はないかも。それでも退屈するほどではなく、そこそこ楽しんだ。

 

 白竜は主題歌も担当。セリフでは渋い声なのに、歌うと意外にハイトーン!




 

「地上げ屋」★★☆☆☆

 

 しかし、映画は「続く」という展開で終わる。全然物語が終わっていない。続編があっても、是非観たいというわけでないけど、中途半端な気持ちでシネコンを後にした。

 

 元関テレのアナウンサー、山本浩之さんのブログのコラムが面白い。交友関係の広さ、深さが偲ばれる内容。関西には、まだ、魅力的で個性的なキャラの放送人がいる。

 

 この人、関西ではテレビで自分がカツラだということをカミングアウトした人として有名。そんな関西人ぶっちゃけたところが魅力。

 

 この人のことを知ったのは、30年近く前に上沼恵美子が司会をしていた「いつでも笑みを」という番組。この時、さんざん、上沼にいじられていた。でも、その受けがうまくて芸人さんレベルだった。



 

 あの当時、土曜の朝は関西発の番組が各局で流されていて、それが(東京人にとっては)新鮮だった。

 

 今、東京では、安住紳一郎は安定しているけど、かわいそうなのは、TBSがイマイチ彼を活かした番組作りをしていないこと。「THE TIME」など痛々しい限り。

 

 TBSがアナウンサーのキャラを活かしきれていないのは井上貴博も同じ。長く「Nスタ」を担当しているが、残念ながら、この「Nスタ」が同時間のニュース番組の中で一番中身がスカスカ。(ムダに軟派なのだ)あれでは局の看板アナの存在を活かせない。

 

 彼が注目された「朝ズバ」では、みのもんたに相当鍛えられて、アナウンサーとして伸びていった。プロ中のプロだった、みのもんたのお眼鏡にかなったのだ。

 

 素材を活かしきれないTBS。


 かつて、久米宏が活躍した時代にようなテレビが世の中のメインストリームだった時代とは違う。逆にそんな時代だからこそ、個の魅力が大切だと思う。


 オールドがオールドとして生き残るためには、開き直りも必要。

 

 その点、どんなに忙しくなってもラジオ番組を捨てない安住紳一郎は立派。メディアが何たるかを理解している。彼をもっと適所で活かせよTBS。

 

 

 神奈川にある「酒水の滝」。あまり知名度はないけど、なかなか名爆。





 この赤い橋が印象的なフォトスポット。





 撮影会ができる場所を探しているうちに「見つけた」スポット。昨年初めて来た。それから気に入って、今年も来た。




 なかなかの撮影スポットなのに、それほど人がこない。秋には紅葉も。




 ランチには素敵なカフェも。昨日は天気予報は曇りだったけど、奇跡的に晴れた!




 ロシアのファミリー映画「こぐまとパルマの物語」。忠犬パルマの物語はロシアでは、国民的に愛されている話なのだとか。(日本ならハチ公?)

 

 この「こぐま」は2020年の「ハチとパルマの物語」の続編。といっても前作を観ていなくても、楽しめる独立した物語。

 

 主人公一家のパパさんはパイロット。このパパさんの飛行機に何故か子熊が乗り込んだことで物語が始まる。

 

「こぐまとパルマの物語」★★★☆☆

 

 パイロットのパパは国際線から外されて、左遷、地方の小さな空港で働いている。なんとか復帰したいと思っている。

 

 今はママのお父さんと息子との4人暮らし。


 ママも実はモスクワに帰りたい。そんな一家を、この地方の人は都会かぶれと冷ややかな目で見ている。

 

 子熊はハンターに母親を殺され、ひとりさまよっている時に飛行機にまぎれこむ。

 

 そこから一家と子熊の生活が始まる。

 

 ロシアの雄大な景色が魅力。今、日本では熊さんは人を襲うだけの悪者だけど、スクリーンで観る子熊は愛らしい。

 

 いわゆるファミリー・ピクチャーなので、アート点数は低いけど、動物たちの物語は可愛い。ラストも嫌味がないのはいい。家族向けの映画はハッピーエンドがふさわしい。

 アメリカのイリノイ州、田舎町に住む女の子。住み込みで、障害のある友人の介護をしているリリー。明るく暮らしているような彼女だけど悩みは多い。

 

 一番の悩みは自己中なパパ。なんとかパパに愛されようと努力するけど、パパは無視。ネットで探している女を娘に自慢するような最低男。

 

 でもリリーにとっては唯一の肉親。なんとかパパの愛を獲得しようとコミュにケーションを取り努力する。


 それでも、パパの自己中は直らない。絶望したリリーはパパと同じ名前の男をネットで検索。その男を仮装父親に仕立てるという話。

 

「私たちは、ちょうどいい」★★★★☆

 

 アメリカの独立系の低予算映画。ヒロインがぽっちゃりしているのがいい。健気さが画面から伝わって、ハートウォーミングな効果。

 

 小さなエピソードを重ねながら、このヒロインの気持ちを丁寧に描写。擬似的なパパになるのは話題の「オデュッセイア」でも重要な役で登場したジョン・レクイザモ。

 

 ここでは「オデュッセイア」は真逆の普通のおじさんを演じている。


 コロナ以降、アメリカで製作されているB級のバジェットの映画。これが意外に良心的な作品が多い。


 この映画もそんな1本。


 一時、日本で公開されるアメリカ映画は、ほとんどがコミックのヒーローものだった。最近は、その潮流は変わったみたい。

 

 70年代からアメリカ映画を観てきたシニアの映画ファンとしては、嬉しい傾向。


 こういうアメリカの普通の市民を描いた作品を観ると、今のアメリカの空気感を感じることができる。それはニュースでは伝わらない映画の良さ、強み。

 ごく普通の女子中学生を主人公にした林真理子の「私のスポットライト」。文化祭で、たまたま主役を演じたことで演技するとに目覚めてしまった女の子の話。

 

 

 林真理子は相変わらずうまい。展開に無駄がない。

 

 主人公の女の子はごく普通の子。クラスの中では、いじめの対象にならないように、地味に目立たないようにしている。明る過ぎても、暗過ぎてもダメ。

 

 そんな生活を身上としている女の子が、文化祭で主役を演じることで一変する。

 

 物語の前半は、主人公の学校のようすが語られ、後半は演技の世界に入り込む物語になる。


 それにしても、今どきの学生って大変だ。


 シニアの世代だって、学生時代にはいじめはあった。昭和の時代なので1学級に45人程度(6クラスだったので、1学年に270人程度も!)いた時代。


 それでも、義務教育の9年間。同級生で不登校の子はいなかった。いじめが原因で不登校なんて考えられない時代だった。

 

 この主人公は、自分がいじめの対象にならないように「戦略的」に自分の位置を決めている。孤独にはならず、目立たない。

 

 しかし、それが演劇に目覚めたことで変わる。林真理子は、今の子供たちに「そんな人生、面白くないよ」「自分の思うままに生きた方が勝ち!」だとメッセージを送っている。


 林真理子のうまさ。この女の子のライバル的存在になる同年代のいとこを設定したこと。平凡なヒロインと比べて、誰からも称賛される美少女。


 地味に演劇を目指すヒロインとは対照的に、このいとこは大手プロダクションにスカウトされ、華々しくデビューする。


 同じ芸能界にいながら、水が(微妙に)違う世界。この対比のしかたがお見事。ヒロインはもちろん、この美少女に嫉妬。でも、それだけで終わらせない展開。

うなる!

 

 

 ホメロスの抒情詩「オデッセイ」を映像化したクリストファー・ノーランの新作「オデュッセイア」。

 

 日本以外の主な国ではすでに公開済で記録的な大ヒット。

 

 マット・デイモン、トム・ホランド、ゼンデイヤ、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロンなど主演クラスの俳優が大集合。他に男の子になったエリオット・ペイジ、ジョン・レグイザモ、サマンサ・モートン、ルピタ・ニョンゴなど個性派も。上映時間178分の大作。

 

 

「オデュッセイア」★★★★★

 

 前作「オッペンハイマー」でアカデミー賞を総なめにしたノーラン。いまや、ハリウッドで唯一といっていいほど、監督の名前だけで、客を呼べる大巨匠。

 

 今作も2億5000万ドルというビッグバジェットの大作。しかし、そんな巨額な投資も、すでに回収済のパワー。

 

 欧米人なら学校で学習するであろう古代ギリシア神話をベースにした壮大な物語。(日本人なら「源氏物語」みたいなもの?読んだことなくても内容は知っている)

 

 オデッセウス、トロイの木馬の話は有名だけど、ホメロスの神話の知識がないので、正直半分ぐらいしか理解、堪能できていないと感じた。

 

 それでもノーランのパワーに圧倒されたまま、3時間が終わった。それにしても、あのドスンと響く音響の凄さ。お隣で違う映画を観てるお客さんは大丈夫なの?と思ってしまうほどの大音響。(違う日に、違う映画を観たら、やはり、ドスンと響いていた!)

 

 全編出ずっぱりのマット・デイモンはアカデミー賞主演男優賞有利か。


  もう一度見直すなら、ホメロスの叙事詩の概要ぐらいはおさらいしてIMAXで観よう!

 世間を騒がしたジャニーズ事務所の性加害問題。その渦中にいた、ジャニー喜多川の姪、藤島メリーの娘、ジュリーがジャニーズ事務所の実態を語った「ラスト・インタビュー」を読んだ。



 

 以前は出版社に勤務していた。その時、ジャニーズ事務所とも少なからず関わりがあった。なので、当時を思い出しながら、この本を読み進めた。

 

 率直な感想から言えば、ここで語られていることは、彼女の目線からは真実なのだろう。そこに偽りを感じることはなかった。


 今になれば、信じられないけど「嵐」がデビュー後しばらくは期待されるような存在ではなかったこと。ハワイでのデビューは華々しかったけど、それは花火のようなもの。以降はジャニーズの中でも一押しといわれるような存在ではなかった。

 

 不思議なことに、それはSMAPも同じ。辣腕といわれるマネージャーが登場して、彼らを一流に引き上げた。


 その手法をなぞるように。ジャニーズ事務所の娘だったジュリーは嵐を育てていく。

 

 しかし、SMAPのマネジャーが「辣腕」と賞賛されたように、ジュリーの成功が受け止められたわけではない。ジャニー、メリーという血縁があっての成功と思われていたというのが妥当なところ。

 

 しかし、彼女によれば母親のメリーとも、叔父のジャニーとも大人になってからの関係は想像以上に薄かっただという。ジャニーとはほとんど口をきくこともなかったのだとか。


 それで、ジャニーもメリーも関心がなかった嵐のプロデュースを手掛けのだとか。


 この本を読んで、いまさらながら、ジャニーズ事務所の不思議さがわかる。お付き合いがあったころは、少し距離を保ちながらお付き合いをしていた。


 付き合いのあった事務所の関係者は「ウチは北(朝鮮)みたいなもの」と言っていた。このジュリー本を読むと、やはり、普通ではない、とは思う。


 芸能が普通であるべきかは別問題として。


 そして、性加害の件。もし、噂を聞いても、それは噂と思いたいのは親族の気持ちだろう。


 それに、そのことで叔父を問いただすか?もし、自分ならできない。なかったことにしたい、今は許されないのかもしれないけど。


 ただし、その叔父さんがとてつもないパワーがあったことは事実。


 自分の場合は「ジャニーさんが男の子が好きくなのは本当だろう。だからこそ、あれだけのタレントを発掘できた。でも、さすがにお年なので、ショーを演出するので満足して、実際には手を出すことはないだろう」と思っていた。


 この性被害問題で一番罪深いのはNHKだと思う。この問題が大きくなるまで、ジャニーズオンリーの番組を制作していた。


 あれは「公共放送」を掲げるNHKとしては問題ありだと、ずっと感じていた。それが、あの手のひら返しの報道。節操がなさすぎ。

 

 フィンランドを舞台にしたホラー「ナイトボーン夜哭」。イギリス人の夫とフィンランド人の妻が、妻の実家に引越すところから映画は始まる。 

 

 夫を演じるのは「ハリー・ポッター」シリーズのロンくん、ルパート・グリント。貫禄が出て、すっかり大人の男に。

 

 映画はふたりに待望の子供が生まれるけど、この赤ん坊が普通ではなくなくて、という展開。

 

「ナイトボーン夜哭」★★★★☆

 

 ホラーとしていうより、誰にでもある産後鬱を想像させる。

 

 折しもアメリカでは産後の病で子供3人を殺害したリンジー・クランシー事件が話題になったばかり。この事件のリンジー被告は産後「子供を殺せ!」という幻覚を見て、子供を殺人。自らも自殺未遂を図った。

 

 果たして母親が子供を殺せるのか?それが問われた事件。(裁判は結審できなかった)

 

 まさに、この映画の主人公は、その状態。映画は、その素材をホラーに仕立てている。 


 そういう背景があるので、なかなかに怖い。殺人までにはならなくても、産後の子育てで鬱になってしまう人は多い。

 

 その原因は孤独であること。誰にも頼れない、孤独な状態で子育てすることで、妄想が広がる。そこをうまく描いていた。

 

 ウズベキスタンは旅は現地わずか3日間。なので、軽い感想なのだけど、サマルカンドの史跡はなかなか魅力的。

 

 本当に絵になる。

 

 

 

 でもサマルカンドで見るべき場所は狭い。旧市街に限られる。街全体を観光してはいないけど、バスの車窓、朝散歩程度で見た程度では、キレイな街だけど、面白味はない。

 

 安いツアー(20万程度)だったので贅沢はいえないけど、ツアーに組み込まれたレストランのレベルが低すぎた。(ホテルの朝食のブュッフェが一番良かった!)

 

 2日目のランチに出された「プロフ」という名物料理(ピラフのような米料理)。日程表をいただいた時に「ウズベキスタン料理は脂ぼいので、お腹を壊される方もいます。整腸剤などをご用意しください」とあった。

 

 確かに、このプロフ、皿に脂が浮いていた。それにお米がかたい。

 

 それまで、無事にすんでいたので、少し気が緩んで、完食してしまった。翌日の午後からお腹の調子が悪くなった。整腸剤を飲んでも効き目は感じない。しばらく、お腹の不調は続いた。

 

 

 

 

 

 旅のおまけのように付いていたタシケントの観光。ティムール広場に、オペラ座。写真に撮ると美しいけど、それだけ。

 

 観光としてはウズベキスタン、合格点。でもリピートはしないだろうな。