ロバート・レッドフォード89歳の訃報で思い出した70年代の映画体験②シドニー・ポラック | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 ロバート・レッドフォードの長い映画生活で特徴的なのは、特定の監督にこだわった作品選び。特にシドニー・ポラックとは初期の頃から。ずっと組んでいる。

 

 最初の作品は66年「雨のニューオリンズ」。以降72年「大きなる勇者」73年「追憶」75年「コンドル」79年「出逢い」85年アカデミー作品賞に輝いた「愛と哀しみの果て」と6作品に主演している。

 

 やはりアカデミー作品賞に輝いた「スティング」で組んだジョージ・ロイ・ヒルとは名作「明日に向かって撃て!」(69年)と75年の「華麗なるヒコーキ野郎」の3本。

 

 他にはマイケル・リッチー、ピーター・イエーツ、アーサー・ペンなどハリウッドの主流というより、やや脇道を歩いた実力派監督と組んでいる。

 

 スピルバーク、コッポラ、ルーカスとは、時代は重なるけど、1度も組んでいない。(コッポラが脚色した「華麗なるギャツビー」に出ているが監督は別)

 

 80年に「普通の人々」で監督デビュー。いきなりアカデミー作品賞&監督賞を受賞した。俳優としてはノミネートもほとんどされていないのに、いきなり監督賞。


 以降、監督として88年「ミラグロ」92年「リバー・ランズ・スルー・イット」(ブラッド・ピット主演)94年「クイズショウ」(レイフ・ファインズ主演)98年「モンタナの風に吹かれて」(スカーレット・ヨハンセン出演)2000年「バガー・ヴアンスの伝説」(ウィル・スミス&マット・デイモン主演)07年「大きなる陰謀」(トム・クルーズ&メリル・ストリープ主演)など数多くの監督作でスターを起用した。



 

 のちにはイーストウッド、メル・ギブソン、ウォーレン・ビーティ、ケビン・コスナーなどのスターがアカデミー監督賞を受賞するが、先鞭をつけたのはレッドフォード。それだけ敬愛された映画人だったのだ。