「スパイダーマン」や「DUNE」でヒロインを演じたゼンデイアが主演している「チャレンジャーズ」。彼女が演じているのはジュニアのトップ・テニス・プレーヤー。しかし、故障してしまい、彼女の人生が変わるという設定。
「チャレンジャーズ」★★★☆☆
映画的にはテニスの試合の表現とか、主人公たちの性的な価値観とか、面白いところも多いのに、上映時間が長い、無駄な描写が多い。これが15分とか20分短かったら★★★★だった。
ゼンデイアの役は男を手玉にとる、したたかな女。この若さで良く、この役を受けたなと思った。
三人が出会い、大人になって行く10数年を行き来する構成。普通なら時間がこんがらがるけど、うまい演出のせいで、わかりやすい。
テニスのシーンも、ありきたりなスポーツ映画ではなく見せ方も斬新で刺激的。
監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ。爽やかに、セックス描写をするのは得意な人。それだけに、ちょっとばかりの長さが惜しい!