下川裕司の旅本を読んで思い出す世界旅①回数は少ない、時間は長いLA | con-satoのブログ

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 下川裕司さんの旅本が好き。単なるガイド本ではなく、訪れる街の歴史、文化などを知った上での街歩き本。旅に主張がある。

 海外体験を綴るエッセイでは村上春樹が白眉だと思うけど、村上春樹とは、別物として、下沢裕司旅本は楽しい。

 そんな旅本を読んでいると自分の旅の歴史を思い出す。

 最初に海外に行ったのは大学2年性の春休み。当時流行ったホームステイという形でLAに行った。4週間の滞在。英語はいまだに怪しいレベルだけど、それでも、なんとか簡単な日常会話ができるようになったのは、この時の滞在で、度胸がついた結果だと思う。

 映画も時によれば、字幕をほとんど見ないで済むようになったのは、現地で英語だけのタイアローグの映画を経験したことが大きい。(その時LAで最初に観たのはのレッドフォード監督作品の「普通の人々」。それに「9to5」ニール・ダイアモンドの「ジャズ・シンガー」。さらにホストファミリーにお願いして連れて行っていただいたチャイニーズシアターでの「郵便配達は2度ベルを鳴らす」(ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラング)など)


 その2年後の卒業旅行にはサンフランシスコ&LAを1ヶ月かけて一人旅をした。東京ーシスコのFIXチケットといわれていたのに、ハワイまでストップオーバーできるチケットだと現地の航空会社で判明し、サンフランシスコーLAーハワイと移動した。

 あの時行ったサンタモニカ。3月だったのに、暖かくて1日で真っ黒に日焼けした。その後もシスコ&LAのセットで何度かLAには行った。


 アメリカの都市をそれほど知っているわけではないけど、LAは自分にとっては海外の原点で、映画好きなので映画の街としても大好きな街。