96年スティングのソロ5作目の「マーキュリー・フォーリング」大人の知性的ロック | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 70年代には「ボリス」のリーディングマンとして大成功を収めたスティング。85年からはソロ活動。オリジナルアルバムは見事なほど3年に1作のペースで2000年代まで定期的にリリースしていた。

 20世紀に発売したアルバム。大きく売り上げた時は300万枚から400万枚。低調だった時は、それでも(アメリカ市場だけで)100万枚。

 その5枚目の1996年発表の「マーキュリー・フォーリング」をディスクユニオンで特価で買った。

 これは300万枚以上売り上げた「テン・サマーズ・テイル」と「ブランニュー・デイ」の合間のアルバムで100万枚のグループ。


 でも、出来が悪いというわけではなく、映画のタイアップがなかったとか、シングルカット曲がイマイチヒットしなかったとか、そんな理由。アルバムの完成度とは、あまり、関係ない。

 このアルバムもいかにもスティングらしい大人のロック。この頃のスティング、立っているだけで、カッコ良かった。

 このアルバムのツアーの時は、パリの武道館のような施設、ベルシーでコンサートに遭遇。18時30分に始まる日本のコンサートと違い、この日、スティングがステージに立ったの21時過ぎ。

コンサートが終わったのが23時30分過ぎ。なんとかホテルに戻った記憶が鮮明。

 このアルバムにはフランス語の曲も(「LA BELLE DAME SANS REGRETS」)あり、スティングのMCもフランス語。知的ロッカーらしい洗練さを見せていた。