ディスクユニオンでワンコインで買ったボズ・スキャッグスの94年「サム・チェンジ」 | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 ディスクユニオンの特価コーナーでワンコイン(100円)で買ったのは1994年ボズ・スキャッグスのアルバム「SOME CHANGE」。70年代後半から80年代にかけて、おしゃれなロックシンガーとして人気があったボズ。日本ではトヨタがCMに起用するなど、格別な人気があった。

 90年代に入り、長い間所属していたソニーミュージックを離れヴァージンに移籍したあと発売したのが、このアルバム。

 その意味では新規一転的な心意気だったかも知れない。70年代には精力的にアルバム制作をしていたボズ。70年代には6枚もリリースしているのに、80年代は2枚だけ。この94年のアルバムも6年ぶりの新譜だった。

 これが肩の力がいい具合に抜けた大人のロックアルバムだった。ボズが「スローダンサー」をリリースしたのが30歳。「シルク・ディグリーズ」が32歳。その時に、あの「WE  ARE ALL ALONE」を歌っているのだ。30代になる前から大人だった人。それがカッコよかった。

 2005年にカルフォルニアでライブに行ったことがある。その時には「WE ARE 」は歌わなかったけど、渋いロッカー姿は、やはりカッコよかった。若い時に若さをウリにしなかっただけに、年を取っても変わらないのだ。