大河ドラマ「光る君へ」道長・柄本佑、妾妻、瀧内公美「火口のふたり」はエロいキャスト | con-satoのブログ

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 大石静脚本の「光る君へ」。ヒロインは吉高由里子演じる、のちの紫式部「まひろ」。現在1/3終了したところでは、まひろが中心になる話は前半の2ヶ月ぐらいで3月、4月放映分は段田安則演じる道長の父、兼家の陰謀にまつわる話で進んだ。


 演じる段田安則は、現在再放送中の大石静脚本の朝ドラ「オードリー」でヒロインの父親を演じている。大石静脚本の作品では94年の「長男の嫁」からずっと続くお付き合い。朝ドラは「ふたりっこ」「オードリー」と大石脚本には段田安則ありきな存在。

 現在は兼家亡き後、息子たちの世代になっている。長男の道隆が摂政になり、我が世の春。あまりにも自分の縁故を優先した人事で周囲は冷たい目で見ている。しかし、時の権力者は弟、道長の苦言も聞き入れない。

 その道長がこのドラマの実質的な主役。演じているのは柄本佑。ヒロインとは幼少の時に関わりを持ったという設定。これは歴史上の事実として認識されていることではなく、同時代を近い場所で生きたのだから、後の有名人の二人に接触があってもおかしくはないというドラマ的な設定。

 その道長、源倫子を正室に迎えている。さらに明子を妻に迎える。倫子を演じるのは黒木華。そして明子を演じるのが瀧内公美。柄本佑と色っぽいシーンを演じている。柄本佑と瀧内公美といえば5年前の映画「火口のふたり」で共演者。その映画では激しいラブシーンが話題になった。その年のキネマ旬報映画賞で日本映画1位になった作品。瀧内公美はこの映画で主演女優賞にも輝いている。


 そんな二人の共演は大石静の希望なのか、なかなか粋なキャスティング。今回の大河がこのようにキャスティングがユニークでナイス。

 話題になった次男、道兼役の玉木玲央の怪演など、演技場面で見どころが多い。さて、どんな大石印のドロドロした大河になるか、後半も期待。