24年映画は映画館で107「名探偵コナン100万ドルの五稜郭」ファンじゃない大人にはきつい | con-satoのブログ

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 先週から公開され記録的な大ヒットになっている「名探偵コナン」シリーズの最新作「100万ドルの五稜郭(みちしるべ)」。何故これほどヒットしているのか、理由を確かめたくて、週末、見事なほど満席のシネコンへ。


「名探偵コナン100万ドルの五稜郭」★★☆☆☆

 新作が出るたびに話題になる最近のコナン・シリーズ。前作は100億をゆうゆう超える大ヒット。回を重ねるごとに観客動員が増えるというのは、観客のコンテンツへの信用度が高いことの確かな証明。

 この新作で27作目。それで記録更新というのはすごい。この映画シリーズが始まった時に赤ちゃんだった人がパパになっているような年月。

 今回の舞台は函館が舞台。五稜郭で亡くなった新撰組、土方歳三の残した刀の行くへにちなんだお宝探しの物語。ファンには、おなじみのキャラが続々と登場するというのが、今回のお楽しみらしい。でも、ファンではないので、キャラがわからない物語は楽しめない。ファンミーティングのノリの映画。そのファンが何百万といるというのが凄いのだけど。

 ちょっと疑問に思ったのは歓声を上げて、観ていたティーンエージャーたちは土方歳三とか五稜郭の意味が理解できているのだろうか。

 それが今回の一番の見せ所になっている。それがわからないければ、最後のオチも理解できなと思うのだけど。その割には映画では説明されていないのも気になる。所詮、コナン君なんだからといえば、それまでなんだけど。