24年映画は映画館で104「パスト・ライブス」中年になった男女の淡い初恋の思い出 | con-satoのブログ

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 NYを舞台にした中年男女の恋愛話「パスト・ライブス/再会」。その二人を演じるのは韓国人俳優。二人は幼い時ソウルで知り合って、別れて、大人になってNYで再会する。さて過去の美しく悲しい思い出は今に繋がるのか?


「パスト・ライブス/再会」★★☆☆☆

 今年のアカデミー賞で作品賞にノミネートされた映画。脚本賞にもノミネートされて有力と言われながらも受賞は逃した。

 批評家賞などでは評価の高かった作品なので、どんなに優れた映画なのだろうかと期待して観た。監督自身の体験をベースに脚本を書いたそうで、その意味ではリアリティがある。

 若くして初恋の思いだけを残して離れた二人の思いは、別れた12歳のまま。しかし、現実には彼女は結婚してNYに住んでいる。彼が24年後にNYを訪問、再会する。

 これが脚本が優れていると高評価の映画?と思うほど、ごく普通の映画。それどころか、この女性、ちょっと嫌なわがままな女。

 たくさん違和感を感じたシーンがあるけど、一番不愉快なのは再会して、夫と共に、3人でバーで会うシーン。3人でいるのに、夫を無視して2人で韓国語で盛り上がる。

 もし、自分が同じシチュエーションなら、極力英語で話すだろう。それがマナーだと思う。この女性は、そこに気をかけるべきだと思う。この女性、常に自己中心的。

 どうして、こんな高評価なのか、最後まで理解出来なかった。