尾を引くアカデミー賞のアジア人差別問題。でも彼らって、そんなもんでしょ。 | con-satoのブログ

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 1ヶ月近く経っているのに、いまだに尾を引くアカデミー賞のアジア人差別問題。火をつけたのが韓国系の新聞社というもの、どうかと思ったけど、、、。

 出てくる記事を見るとアジア人の被害者意識が強いなと感じる。欧米人にアジア人に対する差別があるのは、認める認めないの問題ではなく現実だと思っている。

 それをいいと思うわけでないけど、逆に差別意識をまったく持っていない人なんているのだろうか。誰でもどこかしらに、自分と違う人に、はっきりした差別でなくても、違和感のようなものを持っているのではないか。 

 BLMと叫んでいる黒人だって、白人にはそう叫ぶけど、思い切りアジア人を差別することは稀ではない。

 旅好きなので海外によく行っていたが、主に欧米の都市でアジア人だと差別なのか、区別なのかをされたことはままある。

 パリの有名なお菓子屋さんのカフェでは、完全にアジア人だけのエリアが作られていた。案内されて座った席は360度アジア人だった。

 一人でその店に入ったけど、隣の韓国人のカップルは「一人で来るなんて!」と人を指差し二人でこっちを見て笑った。彼らのテーブルの上は汚く食べ荒らしたケーキ。しかし、こちらがフランスの新聞を手にすると驚いたような顔をして、そそくさと会計をして、去っていった。

 上海のレストランでは、混んでいないのに、トイレの前の席に案内された。アジア人同士だって差別するのだ。

 そういう体験を、どうしてもしたくなければ、そんな場所に行かなければいいのだ。された時は、この人たち知性がないのだと諦める。もっといえばバカなヤツだとと蔑む。

 今回の問題、ロバート・ダウニーJRやエマ・ストーンに強烈な差別意識があって、意図的に無視したわけでないと思う。彼らの中に潜む、無意識な差別意識が見えたのだと感じた。それを罰しようとは思わないな。


 もちろん差別などない方がいい。でも、差別されたと大声を上げている人に「あなたは、どんな人に対しても差別感情をまったく持ったことがないのですか?」と聞いてみたい。