24年映画は映画館で86「ペナルティループ」若葉くんの無駄つかい | con-satoのブログ

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 若葉竜也が主演した「ペナルティループ」。彼が演じたのは恋人を殺害した犯人(伊勢谷友介)を殺す男。このシーンが何度もループされるという話。


「ペナルティループ」★☆☆☆☆

 そもそもループものが苦手。同じ時間を繰りかえす意味がわからないし、それを面白いと思っていない。

 それでも観たのは主演が若葉竜也だから。最近では杉咲花と共演した「市子」。他にもこの数年「街の中で」「神は見返りを求める」「くれなずめ」「愛にイナズマ」と映画で印象深い演技を見せてくれている。

 それにループものとしては昨年「リバー流れないでよ」があり、少しだけ苦手を克服したから。

 でも、やはりループものはダメだった。それに、この映画、設定が適当。彼らが住む部屋も、どうして、こんな暮らしをしているのかリアリティがない。これは職場も同じ。設定の全てにリアリティを感じない。

 ループを描くこと自体にリアリティがないのから、設定はきちんとしないと映画的にゆるゆるになる。これはその典型。

 若葉竜也も伊勢谷友介も演技的には良いけど、映画がヘボだから、演技だけが空回り。