通常国会が始まって、立憲民主党を特別扱いするマスコミに違和感。政党支持率は5%しかないのに。 | con-satoのブログ

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 自民党派閥問題が昨年より大きくクローズアップされている。派閥のパーティの金銭問題。派閥解消、パーティ禁止。しかし、本当になくなるのだろうか。その意味では自民党は変わらない。時代がかなり変わってきているけど、政治には変化がない。それは日本という国のダイナミズムの喪失のシンボルのように映る。

 自民党も、岸田首相も問題だらけだと思うけど、野党、特に立憲民主党の情けなさにはため息が出る。国会開催前の党大会では「次の選挙で第1党になり、政権を取る」と代表が宣言。正直アホなのかと笑えた。マスコミは「泉代表の正念場です」などと伝えていた。

 マスコミはなんで立憲だけを特別扱いするのだろう。自民党、岸田内閣がボロボロなのに、立憲の政党支持率は、ほぼ5%で変わらない。

 最近の世論調査で「下がった下がった」と大きな声で伝えられる自民党の支持率は25%程度。普通に考えれば、5%しかない政党が25%の政党と同格で話ができるワケがない。

 しかし、国会に関するニュースなどでは、まるで互角の政党のような扱い(特に目立つのはTBS)なので「政権を取る」などという厚顔な言葉が平気で出るのだろう。

 それを、さも、そうであるように伝える日本のマスコミは、まさにミスリードの典型。自分たちのストーリーに沿って都合のいい情報だけ、つまり、自分たちには不都合な事実には蓋をした情報を選んで伝えている。

 いまやネットでさまざまな情報にアクセスできる時代なのに、古い体質のままのマスコミ媒体には(立憲民主党と同様に)未来が見えない。