先代は草葉の陰で泣いている?団十郎襲名が遠くなるばかりの海老蔵の悪い噂。 | con-satoのブログ

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 歌舞伎界の名跡、市川團十郎。この13代目襲名の先行きが見えない。原因は13代目を襲名するはずの海老蔵。今年の1月には息子と娘を競演させた「えんとつ町のプペル」を上演させた海老蔵。

 劇場は新橋演舞場だった。元来なら松竹の興行のはずだが、松竹関係者によれば「貸館」みたいなものだというのだ。話題になった3万円という設定も海老蔵側の勝手な動きで、松竹は「勝手にどうぞ」ということらしい。

 どうも松竹とは微妙な関係らしく、しばらく海老蔵は歌舞伎座の舞台に立っていない。この海老蔵に関する話。関わったことのある関係者に聞くと、芳しくない話ばかりなのだ。

 ある日本を代表する古都の古刹。ここで昨年、イベントのゲストを海老蔵に依頼したそうだ。ギャラは1000万超え。そのイベント、お寺側が依頼したリハーサルに、海老蔵は勝手に欠席して、登場したのは本番数10分前だったそう。それで30分程度のイベントで1000万のギャラ。それも彼が歌舞伎界を代表する名跡の子息だからこそ。しかし「もう海老蔵はゴリゴリ」とのこと。

 他にも歌舞伎の特集などを度々する大手出版社のクオリティマガジンの編集部では「絶対に海老蔵とは仕事をしない」と決めているそうだ。

 ネット界では人気の海老蔵。しかし、舞台関係者など多くの人に彼の話を聞くと、良からぬ話ばかりが出てくる。

 「平成の歌舞伎に海老蔵がいる幸せ」などと歌舞伎ファンが思っていた時期もあった。確かに、その当時の海老蔵の舞台姿には圧倒的なオーラがあった。先代が亡くなり、たがが外れたように、傍若無人さだけが目立つようになった令和の海老蔵。

 彼の父12代目は実直な人柄で譽れ高かった歌舞伎役者だった。晩年は病魔に次々と襲われ、それをその度に克服して尊敬を集めていた人。そんな先代は、今、息子の姿を見て、草葉の陰で泣いているのではないか。