報道される辺野古移転反対運動している人には、辺野古住民はいないという。住民のほとんどは基地移転容認派。その本音はどこにあるのか、そのために記者が辺野古に4ヶ月住み移って取材
をしたのが、この番組。
報道に不信感を持つ住人は、最初は取材に応じようとしない。しかし、時間が経つと地元民は、その複雑な胸中を語り出す。
辺野古移転が発表されてから20年以上。最初は反対派が多数だった地元。しかし、政府のバラマキといえる金の力に、押し伏せされていった。今は少数派になった地元民の居場所のなさも語られる。
反対派、容認派どちらにも共通するのは、基地が来ることを本音では望んでいないということ。容認派は、現実を見て「もう変わらない」ならば助成金を受けて、少しでも現実が良くなればと諦める。反対派は原理原則を貫く。
しかし、反対派住民がいう「自宅の庭にゴミを置かるようなもの」という気持ちには、容認派にも共通する思いだとわかった。
中央のマスコミは、その辺のキビを無視して、ひたすら政府批判の道具に基地問題を扱う。それが、容認派、反対派共に信頼されない理由。
そして、基地周辺に集まって、派手に反対運動をしているのは、よそから来た人たち。その人たちの声ばかり拾っているマスコミへの不信感は根深いのだ。取材をするというのは、結論ありきではなく、当事者の内側に迫る行為なのだと改めて思った。