LAタイムズは「ボヘミアン」にイジワルだったけど、もしかしてオスカーあり? | con-satoのブログ

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     アカデミーのノミネーションが発表されアメリカの映画賞は大詰めを迎えた。ノミネーションの数ではだいたい予想通り。「ローマ」や「女王陛下のお気に入り」などが順調に最多ノミネート。
    意外だったのは「ボヘミアン・ラプソディ」の5部門ノミネート。途中降板させられたブライアン・シンガーの監督賞は外されているが、作品、主演男優賞などにノミネーションされた。GG賞ではドラマ部門で作品賞を獲得した。
    この受賞はかなりサプライズだった。アメリカでもヒットしていたとはいえ、公開前の批評家の評価は、他の作品に比べて格段に低い評価だった。ミュージカル・コメディ部門でなかったのも意外だったが、ドラマ部門で作品賞とは。
     これについては、受賞式の翌日、地元のLAタイムズが「間違えた選択」と厳しい言葉を投げつけた。コメディ部門の「グリーン・ブック」にも「黒人をテーマした作品なら他にあるはず」とコキ下ろした。
   しかし、果たして、この選択が「WRONG」なのか?個人的にはサプライズだけど(「ボヘミアン」は)嬉しいサプライズだった。
  さて、アカデミー賞。これは例年になく混乱した様相。外国語映画でネットフリックス映画が最有力だという現実。監督賞に二人も外国語映画の監督がノミネートされたことも異例中の異例。
    そんな混乱の中、もしかしたら「ボヘミアン」の作品賞もありかな?と思えてきた。監督賞にノミネートのない作品に作品賞の可能性は限りなく低いというのは事実だと思う。しかし、2年前に「ラ・ラ・ランド」(実際の受賞式では、間違えて「作品賞」と発表されたハプニング)そして、昨年は「シェイプ・オブ・ウォーター」という本命が勝ったが、「グレイテスト・ショーマン」に作品賞はともかく主題歌賞すら与えなかった失敗を反省するのではないかとの予想なのだ。「ローマ」かネットフリックス作品でなければ作品、監督は固かったかも知れない。監督賞は間違いなく「ローマ」になるだろう。ならば「ローマ」は監督、外国語映画賞他で十分なのではないか?とハリウッド人が考えてもおかしくない。
    青年虐待疑惑や撮了2週間前の降板がなければブライアン・シンガーの監督賞候補すらあったのではないか。監督降板した映画といえば、往年の大作「風と共に去りぬ」は何人も監督が交代したのに監督賞を受賞している。アカデミー賞は業界団体の親睦の賞。それぐらいおおらかな賞であってもいいと思う。
    もう一度LAタイムズに「間違えている!」といわせるのも面白い。
アカデミー作品賞?