9月26日に放映されたフジテレビ、歌の特別番組「名曲お宝音楽祭」。3時間を楽しんだ。若い人は知らないだろけどフジには「夜のヒットスタジオ」という歌番組の中で、最高の地位にあった長寿番組があった。(現在も続く「ミュージック・フェア」も良質の歌番組)
この「夜ヒット」で新曲を披露するのが、当時の一流歌手の定番。司会は芳村真理。(男の司会者は代々いるが、井上順とのコンビが最高だった。芳村真理が辞めた後の「夜ヒット」は見なくなった)70年代、80年代、歌番組が、世の中を席巻していた黄金時代。
沢田研二、山口百恵、松田聖子、中森明菜、小泉今日子まで。音楽番組が毎日放送され、そのどれもが20%近い視聴率を稼ぎ、年末の紅白が80%、レコ大が40%の視聴率が当たり前だった時代。歌が世代を超えて世の中に溢れていた時代だった。
この日の特番は、その「夜ヒット」や他のフジテレビの音楽番組から名シーンを集めた番組。しかし、司会がさまーずなので、バラエティ色が強くて、歌がかすみがち。せっかくの名曲。じっくり聞きたかった。映像源も「夜ヒット」だけにした方がかえって時代感を伝えられると思う。「夜ヒット」って、セットも演出も豪華な番組だったのだ。その名シーンだけで、3時間はおろか5時間だって内容の濃い番組が作れるはず。



