88歳でまだまだ元気なアニエス・ヴァルダ「顔たち、ところどころ」 | con-satoのブログ

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  フランス映画界の重鎮、アニエス・ヴァルダ。88歳の新作「顔たち、ところどころ」が公開された。共作するのは現代アートのJR。年の差53歳、おばあちゃんと孫ぐらい離れた二人が、フランス中を旅するドキュメンタリー映画。
   今回のコラボ映画、このJRとのやりとりが面白い。JRは写真を撮り、それを引き延ばし、ありとあらゆる場所に貼る。こういうタイプのアーティスト、フランス人は大好き。
    見どころは、やはり88歳のヴァルダの天衣無縫ぶり。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いだと、はっきり言う。それが元気の源だと思うし、それが当たり前だと受け止めるヨーロッパ的価値観がうらやましい。夏に公開されヒットしたフジ子・ヘミングにも共通する、自分の価値を大切にした美へのこだわり。
    そして、最後のゴダールとの邂逅。それは、とても、ゴダールらしい結末。でも、アニエスは元気。100歳まで生きる?