夜、
整形外科の医師、消化器内科の医師
わたしたち
母本人
で厳しい話をした。
母を同席するかは、私が決めた。
これ以上大事な話はないからだ。
大事なことこそ、当事者が直接対面で話を聞く、質問する
これは、私が最も大事にしていることだ。
途中、1人具合悪くなり(母ではない)
何かを求めに部屋をでてしまう。看護師が追いかけていた
(看護師の見立てでは、心配なし)
想定内ではあるので箱に仕舞う。
向き合うことを逃げ続ける癖は、その人らしい個性だ、と静かに無視。
母は
目を閉じていても耳は聞こえる。
意思表示ができる限り、母の気持ちは
母だけのものだ。
誰にも干渉されない心の領域なのだ。
誰のものでもない。
静けさを破るように
1つだけ
母から医師へ質問が、あった。
せんせい、なおりますか?
わたしは、ゆっくり誰にも気づかれないように
深呼吸した。