しらんふりって楽しい。
これなあに？って昔聞かれたとき
どれ？
なんだろうね。見せて。うん、なんだろう？
というふうに。
自分の気持ちや頭で考える時間は尊い。
たとえば、四葉のクローバー。
すごく天気の良い日にシロツメクサが生えていて
三つ葉ばかりなんだけど、たまにごくたまに・・・
よっつの葉っぱがある。
みつけると、嬉しくて。
これね、幸せのよつば、象徴みたいに言われるよね。
だからって、
探してみようかな？とか
いま、まさに探している人に「はい」と
自分が見つけたよつばを渡すのって、どうだろう。
喜ぶとは思う。
でもね、その喜びは
自分で、見つけた時のよろこびとは比べ物にならないんじゃないかな。
来る日も来る日も見つけられなくてもね。
もらっても、よろこぶと思う。
わたしは、息子たちに「自分で見つける喜び」という体験をしてほしいから待つし、いわない。
ヒントは、たまにね。
でも、多くは待っていればいい。
次男たちの「音楽づくり」はどんなかな。
息子はわたしに聞いてくることは、ない
今日も、わたしが音楽室にいても「質問」はしない
ふたりで、相談している。
なんて素晴らしい光景なんだろう。
上手に完璧に、練習を重ねるということに
人は、縛られてしまう。
やらないといけない、ミスはいけない。
もちろん、そうです。
でも、それを守っているのはなんのため？
を忘れないコト。
その先にあるものを、しっかり見ているのが
わかりました。
この子は優しい。