きょうは、
自学自習、というテーマで記事を重ねていこうと思います。
息子たちは、いまより受験がらくな時代だったのでしょうが
中学受験や大学受験で夏期講習や、冬期講習などの季節講習をとらずにやってきました。
塾の自習室もほとんど利用せず、自宅を好みました。
自分で、自分の足りないものや必要な勉強を把握していたのです。
把握していれば、軌道修正もできます。
テキストや、問題集も「読めばわかることは習わなくていい」という姿勢でした。
ですから、問題集はもっぱら「解説が充実している事」を購入の基準にしていました。(本人ね)
これの土台は、
バイオリン練習で、みについたと思っています。
20分のバイオリン練習にはさまざまな要素を含ませ、
目的が鮮明な練習の仕組みだったのです。
1週間で新しい曲をマスターし、
暗譜まで仕上げて先生のレッスンを受ける。
というスタイルです。どんなに長い曲であっても20分という制限のある練習時間内で仕上げる、という姿勢を貫きました。
毎週新しい曲に触れるということは42週間あったら42曲です。
勉強にはざっくり、まずは2つ。
①新しいゾーン
②定着ゾーン
②はもっとも簡単で、繰り返すだけ。
①は、もっとも丁寧に慎重に取り組みますね。
タイトルの、身に付ける、というのは②のことを指すとしたら
それは、もう自宅学習でしょう。
塾は、合格の技術をおしえる場。
学校は、なんでしょうねえ。空間かな。
勉強は、しますけれど、おまけのような感じ。
勉強や、ひるごはんや、行事や、掃除、・・・やっぱり空間ね。
塾は合格力を、身につける場所です。
先生は?と聞かれたら
「引き出す人」だと思うのです。