続きです。
もうね、しきたり、とかマナーとか
神様に失礼しちゃいけない、とか
水拭きしちゃダメな材質、とか・・
そんな次元の話じゃないのです。
四畳半の和室。
その和室に、仏壇+神棚+亡くなった父の祭壇がありました。
理屈じゃないな、これは
感じたまま、清めていこう。
そうきめて
まず仏壇から清めました。
これは、母の実家のものです。
母と話しながら、洗っていきました。
仏壇を洗うなんて、おかしいのはわかっています。
祭壇のとなりに、どんどんだして並べていくことや
拭いたり、洗ったり、騒がしくしてはいけないとか
もう、作法はすべてすっとばしています。
理屈じゃないのです。
仏壇の中の空気も、止まっています。
時間が止まって、そこは停滞しているのです。
位牌は１つではありませんでした。
これは、もうシッカリ清め
けじめをつける時なのだと
それならば、もうピカピカに清潔に清めよう
私ができることは、掃除だけです。
この仏壇は、収めてもう使わないことはきまっていました。
それならば、
なおさら、心を込めて清めたいと思ったのです。
びっくりするほどたくさんのものがおさめてありました。
すべてとりだして
水で洗えるものは、全て洗って
拭く、も繰り返し何度も何度も拭きました。
途中から、輝き始めて
仏壇の扉や、側面に、モノが映り始めたのです。
よかった。。。
そのあいだ、父の祭壇には線香を絶やさずにいました。
本能的に。
恐くてね。本当に。
畏れ、かな。
尊い経験をさせてもらったなと思いました。