掃除ひとつできない人間には商売も政治も任せられない~松下幸之助の人間修養→★
松下幸之助の著書はほとんど読んだと思います。
掃除についてはあらゆる人が語りますし。同じことです。
引用しました。→→★
まずは、よんでみてください。
どんな仕事でも、単純な仕事でも、真心をこめてやらないと具合が悪い。
そこからいろいろなものが生まれてくるわけや。
掃除の仕方でも、やっているうちに、こういう掃除の仕方があるということがわかってくる。
植木のあいだを掃除していても、こういうふうにしたほうがもっと早くきれいになる、木のためにもなると気づく。
そんなことまで考えるような人は、しまいには植木の職人になるかもわからん。そうすると、植木屋になっても非常にいい仕事ができる。君が植木屋になるわけやないけれども、どんなにつまらんと思う仕事でも、やる以上は精神をこめてやらなければいけない。
ところがはたして、全員が朝の掃除を30分間、誠心誠意やっているかどうかという問題やな。
形式的にやっているだけだったら、それはもう、何も身につかんわけや。
植木のあいだを掃除している。
葉が落ちている。
その落ち方を見て、この植木は傷んでいるからもっと水をかけてやらなければいけないというようなこともわかってくる。
掃除をしていながら、植木を育てることもできるわけや。
すべてにおいてそうなれば、商売をしていても、こういう商売の仕方は具合が悪い。
~~
どうでしょう?
意義を高めるのは自分次第。
いつだってそうです。
掃除ひとつ、一事が万事です。
家事は、おままごと。だけど
とっても贅沢なものなのです。
思いだしてほしいな、届いてほしいなと思います。