経理マンの働きながら会計士受験ブログ -24ページ目
 
ご存じの方もいるかと思いますが、
経理財務責任者のインタビュー記事を紹介します。

■ 日経ダイヤモンドのリアル経理学

http://diamond.jp/category/s-realfinance


こういう経理財務トップの考え方って、人それぞれ良い味が出ていて、
自分の経理屋としての方向性を考える上で非常に参考になります。

自分自身、事業にもっと軸足を移したいとは考えているものの、具体的な行動を起こせていないところが非常に歯がゆい。

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前の土曜日、入院後の歩行リハビリを兼ねて、私の心のサンクチュアリである「八重洲ブックセンター」に行ってきました。

いつも書店に行くと、会計や税務の専門書はざっと見るものの、「入門書」については完全に素通りしておりました。

今回はゆっくり時間が取れたので、たまたま立ち止まって見てみたのですが・・・

最近の入門書って、本当に激アツですね!
・・・タイトルが。


以下、ちょこっとだけご紹介。

①決算書が読めない社員はいらない/クロスメディア・パブリッシング

¥1,449
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②なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか

¥1,260
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決算書が読めれば出世して、決算書が読めないとお荷物(または解雇)になってしまうとは・・・

せちがない世の中になったものです。

私は「決算書の読解能力」と「人事査定」に強い相関関係があることには全く気づきませんでした。
決算書なんて、いくつかの身に着けるべきスキルのうちの一つであって、そこまで重きを置くものだとは思ってもみませんでした。時代は大きく動いているのです。

私が窓際族で負け組人生を歩んでいるのも、決算書を読んでも与信審査に迷いが生じることが多々あるからなのでしょうか。



さて、次のタイトルに移ります。

③知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!―会計超入門!

¥1,365
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たったの2時間で、決算書で読めるようになるのか!

私は10年以上も決算書を作ったり読む立場にあるものの、未だ完璧とは言えません。
この本を読めば2時間に圧縮できるのであれば、私の失われた10年は何だったのだろう・・・


しかし、その直後、私は驚愕の事実を知ってしまうことになります。

さらにとんでもない化け物が存在していたのです。

その本の名は・・・

④27歳知識ゼロからの25分でわかる決算書入門

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2時間で決算書が読めるようになるだけでも驚いたのに、
なっ、なんと、25分で決算書がわかるようになってしまうのか・・・
たったの、25分ですよ。

娘が毎日見ている「おかあさんといっしょ」(NHK教育テレビ)も25分。
これと同じぐらいの時間で、決算書を自分のものにできる訳です。

ちなみに、この本と前述②の「なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか」は同じ著者。

この2冊を併せて読むことで、『25分で出世』ができちゃう訳です

これ、ノーベル賞ものです。

この天才著書さん、できれば、

「25分で合格できる公認会計士試験学習法」

という本でも書いてくれないかな?

いやっ、25時間でも良いです。

でも25週間になるとダメです。
頭脳王の中尾さんの「24週間」の記録に負けてしまいますので。

以上長々と書いてしまいましたが、(中身は一切見ていませんが)このような素晴らしいタイトルの本を手に取ることができるようになり、偉大な著者の方々に感謝しなければなりませんね。


他に、会計・税務に関する「素晴らしいタイトル」をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。



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かなり古いサイトですが、会計士のスポックさんという方のサイトの中で、
経営学の基本書として、とてもオススメの本がありましたので、今日読んでいました。


テキスト経営学―基礎から最新の理論まで (MINERVA TEXT LIBRARY)/ミネルヴァ書房

¥3,360
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まだ100ページ程度(全体の3分の1)しか読んでませんが、
専門書にも関わらず、楽しくスラスラ読める本です。


特徴的なのが、

◆有名な経営学者の研究理論の紹介にとどまらず、学者の顔写真や生い立ちまで載せており、ストーリー性がある

◆読みやすい平易な言葉で説明されており、また、無駄のない図や例が多くて、理解が深まる(高校生でも十分読めるレベルだと思う)


この基本書だけで、会計士試験の経営学(経営論の部分)を乗り切れるかどうかは怪しいですが、経営学の全体像を掴むのにはかなりの良書だと感じます。

私は、この本を2回ぐらい読んで経営学の基本イメージを頭の中に作り込み、その後に、中小企業診断士1次試験の「企業経営理論」と「運営管理」のテキスト(おそらくTACのスピードテキスト)で内容を抑えようと考えています。
 
今年度や昨年度の経営学の問題を見ると、キーワードだけではなく、文章で書かせる問題になっているため、ただ闇雲にキーワードを暗記するよりも、頭の中にイメージを作っておいた方が、試験本番中に自分で作文することで部分点を取りにいけるのではないでしょうか。

そのために、このテキストを読むこと自体、無駄ではなく有用かなと(自分に言い聞かせています)
 

それと、今度時間があるときにでも、元試験委員の榊原先生の本でも読んでみようかと思います。(読んだら簡単な書評を書きます)
経営学入門[上](第2版) (日経文庫)
経営学入門[下](第2版) (日経文庫)


 
他の方のブログで知ったのですが、会計士・税理士試験向けの雑誌の1つである 超マニアックな人の読む税経セミナー」が休刊となるそうです。

http://www.zeikei.co.jp/Seminar/seminarhome.htm

この雑誌、たまに図書館で(勉強以外の)興味のある記事を立ち読みしていました。
それと今思い出したのですが、1年半前に某先生に頼まれて米国会計士の受験体験記をちょこっとだけ書いたこともあります。

ただ、これから会計士試験の学習を独学で進めていく上で、「税経セミナー」を真面目に読もうと思っていた矢先での休刊なので、残念ではありますが、最後の記念として、最終号ぐらいは買っておこうと思います。
読みたいかどうかは別として 青学の八田先生と税経セミナーとの思い出話しも聞けますし。

1956年創刊なので、57年の歴史に幕を下ろす、というのは少し感慨深いものがありますね。