会計入門書のタイトルがアツい | 経理マンの働きながら会計士受験ブログ
前の土曜日、入院後の歩行リハビリを兼ねて、私の心のサンクチュアリである「八重洲ブックセンター」に行ってきました。

いつも書店に行くと、会計や税務の専門書はざっと見るものの、「入門書」については完全に素通りしておりました。

今回はゆっくり時間が取れたので、たまたま立ち止まって見てみたのですが・・・

最近の入門書って、本当に激アツですね!
・・・タイトルが。


以下、ちょこっとだけご紹介。

①決算書が読めない社員はいらない/クロスメディア・パブリッシング

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②なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか

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決算書が読めれば出世して、決算書が読めないとお荷物(または解雇)になってしまうとは・・・

せちがない世の中になったものです。

私は「決算書の読解能力」と「人事査定」に強い相関関係があることには全く気づきませんでした。
決算書なんて、いくつかの身に着けるべきスキルのうちの一つであって、そこまで重きを置くものだとは思ってもみませんでした。時代は大きく動いているのです。

私が窓際族で負け組人生を歩んでいるのも、決算書を読んでも与信審査に迷いが生じることが多々あるからなのでしょうか。



さて、次のタイトルに移ります。

③知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!―会計超入門!

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たったの2時間で、決算書で読めるようになるのか!

私は10年以上も決算書を作ったり読む立場にあるものの、未だ完璧とは言えません。
この本を読めば2時間に圧縮できるのであれば、私の失われた10年は何だったのだろう・・・


しかし、その直後、私は驚愕の事実を知ってしまうことになります。

さらにとんでもない化け物が存在していたのです。

その本の名は・・・

④27歳知識ゼロからの25分でわかる決算書入門

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2時間で決算書が読めるようになるだけでも驚いたのに、
なっ、なんと、25分で決算書がわかるようになってしまうのか・・・
たったの、25分ですよ。

娘が毎日見ている「おかあさんといっしょ」(NHK教育テレビ)も25分。
これと同じぐらいの時間で、決算書を自分のものにできる訳です。

ちなみに、この本と前述②の「なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか」は同じ著者。

この2冊を併せて読むことで、『25分で出世』ができちゃう訳です

これ、ノーベル賞ものです。

この天才著書さん、できれば、

「25分で合格できる公認会計士試験学習法」

という本でも書いてくれないかな?

いやっ、25時間でも良いです。

でも25週間になるとダメです。
頭脳王の中尾さんの「24週間」の記録に負けてしまいますので。

以上長々と書いてしまいましたが、(中身は一切見ていませんが)このような素晴らしいタイトルの本を手に取ることができるようになり、偉大な著者の方々に感謝しなければなりませんね。


他に、会計・税務に関する「素晴らしいタイトル」をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。



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