OSの特徴(Windows 3.1)
1993年に発売されたOSで、Windows 1.0(1985年発売)がバージョンアップを重ねたものです。グラフィカルなユーザインタフェースと擬似的なマルチタスク機能を持っており、実用的なアプリケーションが発売されるようになったことも重なり、広く復旧しました。MS-DOSをベースとして、その上でGUI環境を提供するOSなので、MS-DOSのアプリケーションのようなOSといえます。
Windows 3.1には次のような特徴があります。
・ノンプリエンプティブマルチタスク
・シングルユーザシステム
・16ビットCPU用のOS
・GUIの操作環境
・MS-DOSがベース(インストールされている必要がある)
・半角8文字のファイル名と半角3文字の拡張子
OSの特徴(MS-DOS)
1981年にバージョン1.0が発表されてから1993年の6.2xまで広く使われたOSです。ユーザインタフェースとコマンド処理を行う「COMMAND.COM」、メモリ割り当てとファイルの入出力を行う「MSDOS.SYS」、ディスクや文字の入出力を行う「IO.SYS」の3つのファイルでシステムが構成されています。
バージョンアップに伴い、利用できるメモリやハードディスク容量の増大、ネットワーク機能のサポートと、さまざまな機能が拡張されましたが、「COMMAND.COM」などの基本的なシステムは1.0から変わっていません。
MS-DOSには次のような特徴があります。
・シングルタスク
・シングルユーザシステム
・16ビットCPU用のOS
・CUIの操作環境
・半角8文字のファイル名と半角3文字の拡張子
・基本的に640KBのメモリ空間を利用
・フロッピーディスクでも起動可能
各OSの特徴
コンピュータの進化に伴い、ホームユースやビジネスユースなどの用途に応じて、さまざまなOSが開発されています。これではMicrosoft社のOSを中心に代表的なOSの特徴を知りましょう。
Microsoft社のOS
Windowsは、Windows 3.1/95/98/Meなどのホームユース向けに開発されたOSとWindows NT/2000などのビジネス向けに開発されたOSに分けられます。Windows 95/98/Meを「Windows 9x」という。
起動プロセス
■電源投入
コンピュータの電源が入るとCPUがリセットされてマザーボード上のBIOSが起動し、自動的にハードウェアの構成をチェックするテスト(POST)が行われます。
POST・・・
「Power On Self Test」の略
■POSTの実施
BIOSによるハードウェアの検出と認識が行われます。まず、ビデオボード上のBIOSが検出されます。その後メモリの検出、ハードディスクなどのデバイスの検出と続きます。特に問題なければ、POST完了の合図として「ピッ」という音がなります。コンピュータによっては音の合図はないものもあります。
■起動ディスクの検索
ハードディスク、CD-ROM、フロッピーディスクなどのデバイスからブートデバイスの優先順位に従ってMBRを読み込み、IPLを起動します。
ブートデバイス・・・
コンピュータの起動後、最初にOSが起動されるデバイス。BIOSで優先順位を設定可能。
MBR・・・
「Master Boot Record」の略。ハードディスクの先頭にあるシステム起動用領域。
IPL・・・
「Initial Program Loadrer」の略。OSをハードディスクから読み込んで起動するためのプログラム。
■OSの読み込み
IPLはブートセクタのプログラムを読み込みます。ブートセクタのプログラムは、OSのシステムファイルを検索し、読み込みます。
ブートセクタ・・・
ハードディスクのパーティションに1つずつあるセクタでOSを呼び出すためのプログラムが記録される。
■OSの起動
OSが起動します。
OSの分類
■処理システムによる分類
一度にひとつずつタスクを処理する仕組みを「シングルタスク」といい、複数のタスクを処理する仕組みを「マルチタスク」といいます。
・プリエンプティブマルチタスク
OSがタスクごとにCPUの使用時間を割り当てる方式です。ひとつのタスクが停止してもほかのタスクに影響が出ません。
・ノンプリエンプティブマルチタスク
「擬似マルチタスク」ともいわれ、アプリケーションが自主的にCPUを開放してタスクを切り替える方式です。エラーなどでCPUを開放しないアプリケーションがあるとシステム全体が停止します。
■利用方式による分類
複数のユーザが同時にログインして利用するようなシステムを「マルチユーザシステム」といい、それに対して1人のユーザが使用することを前提としたシステムを「シングルユーザシステム」という。
マルチユーザ・・・
1台のマシンを複数のユーザで共有できるようにユーザごとの情報などを個別に持つことをマルチユーザということもあります。OSのマルチユーザシステムと混在しないように注意が必要。
■インタフェースによる分類
キーボードからコマンドを入力して操作を行うインタフェースを「CUI」といい、グラフィカルな画面でマウスやキーボードを使って操作を行うインタフェースを「GUI」という。
CUI・・・
「Charactor User Interface」の略
GUI・・・
「Graphical User Interface」の略
■用途による分類
ネットワーク上でファイルを共有したり。データベースを提供したりといったサービスを行うコンピュータのことを行うコンピュータのことを「サーバ」といいます。それに対して、サーバからサービスを受けるコンピュータのことを「クライアント」といいます。OSは、主にサーバ用途に開発された「サーバOS」と主にクライアント用途に開発された「クライアントOS」の2種類に分類されます。