著者: 貫井 徳郎
タイトル: 慟哭

ずいぶん前に、「驚愕のラスト」が話題になった作品ですね。私もそのころに読んだのですが、見事にひっかかったクチでした。

連続幼女誘拐殺人事件を扱うミステリーで、警察の捜査一課長、佐伯の視点と、異常に新興宗教に傾倒する男の、ふたりの視点で物語が進みます。

佐伯の視点からは、長く、なかなか解決しない事件に倦みはじめる警察内部と、やはり成果が上がらないことを糾弾する世間の目。謎の男の視点からは、抗い難く彼をひきつける新興宗教の姿を、よく描いています。

特に、ほとんど金儲けの機関として機能する新興宗教の在り方は、読みながら「へえ、なるほどね……」と感心したりもしました。

ただ、良くも悪くも、「オチ」がキモの作品なので……上記の事柄が、物語の最後でテーマとして生きてくるかというと……そうでもないなー、というかんじ。あまり、感動的というような作品ではないし、特にミステリー好きな人でもなければ、ちょっと読後感が悪いなという印象を受けるのではないでしょうか。

あまり、物語の先を読もうとせず、素直に読んだほうが良いかもしれません。オチに気づいてしまうと、つまらないと思うので……。私はそんなにミステリーを読むほうではないので、気持ちよくひっかかることができました。
アメブロにもかなり慣れてきました。最初、Macの場合、FireFoxでないとまともに記事編集画面が動かないことを知らなくてけっこう苦労させられましたが(笑)

みんなが言うほど重くもないと思うし……。それを言ったら、アメブロに移る直前のライブドアのほうがよっぽど……というかんじだし。(混雑でログインできませんでしたからね……)

私みたいなプログラミングのことなんかろくにわからない奴には、ちょうど良い機能だし……。



ただ、ひとつだけ、困っていることがある。

「続きを読む」っていうのが、できないこと。

他のブログでは、トップにはとりあえず記事のさわりだけ載せておいて、続きは「続きを読む」の文字をクリックしないと読めないようにできるものが多いですよね?

それを、ネタバレ対策に使いたかったんですよ……。ネタバレ部分だけ、「続き」のところに分割して載せておきたいのに……。

できない。
厳密には記事の分割自体はできないことはないんだけど、分割する箇所は、自分で選ぶことができないのです。記事の「全文表示」か「冒頭のみ」かしか選べなくて、「冒頭のみ」にすると、勝手に最初の数十字くらいが冒頭として表示される。

それじゃあ、ネタバレ対策にならないし……。どうしたもんですかねー……。

別にブログをもう一つ作って、ネタバレ部分だけ隔離しておこうかとも思っているのですが……うーむ。そうなると、アメブロみたいにメッセージボードつきのブログがいいなあと思うので探してみなければ……。めんどくさいなあ……。

まあ、そんなにネタバレ記事をたくさん書くつもりはないのですけど、ね。
著者: 小野 不由美
タイトル: 東亰異聞

十二国記シリーズの作者、小野不由美さんの作品です。梶原にき、という人の作画で、漫画にもなっていますが、読むならもとの小説のほうが断然おすすめ。梶原さんの絵は好きなんですけど、やっぱり小説のほうが漫画より情報量が多いですから。


物語の舞台は、東亰です。とうけい、と読みます。東京(とうきょう)とは別の都市でありながら、よく似た都市。いわば東京のパラレルワールド。東亰(とうけい)は、東京(とうきょう)と違ってほとんどが埋め立て地であり、でも、東京(とうきょう)と似たような経緯で明治維新を迎えて、文明開化に沸いている。

けれどその東亰で、魑魅魍魎が跋扈しはじめます。高所から人を突き落としてまわる、火だるまの姿をした火炎魔人。夜道で異様なかぎ爪で人を襲う闇御前。そのほかにも人魂売りやら首使いやら……。

彼らは本当に化け物なのか、それとも人間の仕業なのか? 新聞記者の平河とその手伝いをすることになった万造くんは、調べていくうちに公爵家のお家騒動に行き当たります。はたして、魑魅魍魎騒ぎは、公爵家と関係があるのか?


闇の中で手探りするように、なかなか見えてこない事件の全貌。平河の推理も二転三転し、最後まで読ませます。

……とまあ、物語も面白いですが、もう一つ好きなのが、明治時代という舞台にふさわしい登場人物の語り口。日本語、堪能できます。

でもって最後に。この作品は、今さらどうしようもないかもしれない、でもちょっと立ち止まって考えてみたいテーマを持っています。最後まで読んだとき、さりげなく語られたそのテーマが実はこの物語全体を貫いていることに気づき、しばらく余韻に浸りながら、考え事をしてみたくなるのです。

私の、本当に大好きな作品のひとつです。
三国志大戦ですが、相変わらず負けっ放しです。COM戦なら余裕なのに……。やっぱ人間の脳ってすごいんだなあ……。

R趙雲が出たのをいいことに、とりあえずRカードに頼ってみようという情けない考えで、以下のようなデッキを作成。

賈ク、R趙雲、張コウ、曹洪、C甄皇后の5枚。張コウに賈クをくっつけて突進させつつ、趙雲と曹洪になんとか血路をひらいてもらおうというデッキ。士気がたまって甄皇后が舞ってくれれば、張コウもけっこういいとこまでいけるはず、という目論みでしたが……。

……まあ、君主が君主ですからね(開き直り) そして今度は魏蜀デッキなのかいというツッコミは無しの方向でお願いします(泣)

そしてカードのひきのほうもかなりあれなかんじで。徐盛が2枚もダブるってさ……。なにかもう徐盛に愛されてるような気がするので、今度は3勢力混合でもいいから徐盛の入ったデッキを考えようかと思っています。

あとは、おとなりの台でやっていた人のデッキがすっっっっごいステキなデッキでした。

R孫策、R周瑜、SR大喬、SR小喬、R太史慈






義兄弟&ダブル夫婦デッキ。
もちろんネタで、COM戦で遊んでらしたようです。しかしいいなー。ここまでは無理にしても、いつか義兄弟デッキ組みたいなー。

触発されて、手持ちのカードで呉単デッキを考えてみる。

黄蓋、徐盛、諸葛瑾、呂範、朱桓、虞翻

名付けて、「弓兵わらわらデッキ~黄蓋殿が頼りです!~」です。とにかく弓兵で防備をかため、攻撃は黄蓋ひとりに希望を託すという、ちょっと赤壁を彷彿とさせなくもないデッキ。さらに黄蓋には呂範をくっつけていかせ、伏兵と火計でできるだけ護衛をしてあげようという。

まあ、もちろんネタというか……黄蓋と呂範と潘璋以外すべて弓兵という状況下でつくったデッキですから……。

……でも、一度ほんとにCOM戦で遊んでみようかな。気晴らしに。
周瑜を加えて、赤壁デッキっていうのもやってみたいなあ。
正九郎が新しいアクションを覚えました。

放屁。

……おまえね(呆れ)

その前に覚えた「あたまをふる」はすごいかわいくて、不覚にもそうとうメロメロになってたのですが……放屁って。


それはさておき、実は、メロメロパーク運営事務局 なるブログを発見しまして。その名のとおりメロメロパーク運営事務局の人が書いているらしい。

アメブロのオフィシャルブログじゃないので、最初のうちは失礼ながら「え、これほんもの……?」と疑っていたのですが、書き込みを見るかぎり、今後のサービスについても言及していたりして、本当に事務局の人のようです。

で、そこの記事 によれば、メロの見た目が同じでも、育て方によってやんちゃぶりが違ってくると言うのです。


…………育て方、まちがった……………………?
だから放屁なんか覚えるの……?

いや、もちろんかわいいですけどね?(めろめろ)
著者: 川端 裕人
タイトル: 夏のロケット

ちょっと前から好きな作家さん、川端裕人さんの『夏のロケット』をご紹介します。


主人公・高野は、新聞社の科学部の記者なのですが、ある日彼は、ちょっと妙な事件にいきあたるのです。マンションの一室で過激派の男がミサイルを自作する途中、誤って爆発を起こした。それだけならば良いのだけれど、件のミサイル、普通に過激派が作るものとくらべて、高性能すぎるようなのです。

気になって調べて行くうちに、この件には自分の高校時代の「ロケット班」の仲間達が関わっているらしいことに気づきます。

一見ロケット班には似つかわしくない、体育会系の北見。
圧倒的な知識をもってロケットの設計を担当する「教授」こと日高。
手先が恐ろしく器用なのはいいが、あまり人間には関心がないらしい清水。
ひょうひょうとした美少年で、現在はロックミュージシャンとして活躍する氷川。
そして、文才を見込まれて、ロケット班の広報係としてひっぱりこまれた主人公。

かつて、共に夢を見た仲間たち。ふたたび集まった「ロケット班」を前に、主人公は……。


あらすじから、ミステリーものかと思われるかもしれませんが、ちょっと違います。さっぱりとしているけれど、どこか熱っぽい。そんな、さわやかな青春小説です。私はこの川端さんの書き口がとても好きなのです。

川端さんは他にも『リスクテイカー』や『The S.O.U.P.』など、専門知識を生かした小説を書かれるのが得意なようです。小説家デビューの前は、日本テレビで科学技術庁、気象庁などの担当記者をしてらしたとか。

専門知識の部分は、私のような文系人間には全て理解することはできないまでも、わかりやすく書かれているので、お勉強になるし、苦になるほどでもないと思います。特に、『夏のロケット』は。

前述のとおり、さっぱりとしていて、さくさく読み進めることができるのに、読んだ後には充実感がある。なんとなく、気分が浮上している。そういう作品です。ラストの氷川のエピソードなんか、洒落てて大好きです。

元気になりたい人におすすめしたい一冊。

ガンダムの切手のラインナップと絵柄が正式に発表になりました~。


以前の記事(郵政公社の戦略にはまる )のコメントでも話題にのぼっていましたが、以下のラインナップだそうです。


<80円切手>
(1)アムロ・レイ
(2)ガンダム
(3)シャア専用ザク
(4)シャア・アズナブル
(5)カミーユ・ビダン
(6)Zガンダム


<50円切手>

(7)ウィングガンダム
(8)ヒイロ
(9)フリーダムガンダム/キラ・ヤマト
(10)ジャスティスガンダム/アスラン・ザラ


絵柄は、こちら を参照してくださいませ。


うむ、やはりシャア様はいるわよね! よしよし。

ヒロインがいないのが……気になるところですが、まあ、こんなものでしょうね。きっちり人気どころはおさえてきたなー、と。……うう、セイラさーん……。


私はウィングとSEEDを見ていないので、シートで買うかちょっと悩むところですが……。でも、やっぱり一枚はシートで買って、ファースト関連だけ、もう1、2枚買おうかしら。だってガンダムだし!


……あ、アムロとガンダムの絵がつながってる……!(ビームサーベルが微妙に)


いや待て、全部の切手が2枚づつ続き絵になってる! ということは、160円貼って送る時なら、つなぎ絵で送れる……! いいかもっ。





……160円で送るって………………何グラムの手紙?

アメブロのトラックバックステーションのお題から、「私の本の選び方」についてちょっと書きたいと思います。

私の場合、本選びというより、まず本屋さん選びから、ですね。ポップのたくさんついている本屋さんを見かけると、いいなあと思う。手書きのポップなんかがついていると、なお嬉しいです。

これはと思う本屋さんで、ポップを参考にして面白そうな本を読んでみます。それで、ポップが信用できるかどうか、平積みにされている本のラインナップはどうか、見てみる。

お気に入りの本屋さんを発見できればしめたもので、あとはたいてい、その本屋さんおすすめの本をチェックする、というかんじですかね。ポップのついているもの、平積みのもの、装丁の気に入ったものを手にとってみます。

最終的にはやはり、裏表紙なんかのあらすじで判断ですね。解説は、けっこうネタバレしていることが多い気がするので、できるかぎり読みません。

作者に惚れ込む、というパターンも多い気がします。これは、マンガに多いのですが。マンガは、友だちに薦められて、っていう場合が多いですね。それで気に入った作者の本を集めている。

だいたいそんなところですが、むしゃくしゃしている時は、その限りではないかもしれない……。むしゃくしゃすると、妙に本が読みたくなることがあるのですが(いや、活字が足りないからむしゃくしゃするのか?)、その時は……わりと何も考えずに買っている気がする……。

いや、前々から興味があっても手の出なかった本を買っているのかな? どのみち、衝動買いですね。そういう時は……けっこうハズレが多いかもしれない……?(追い打ち)
著者: 荒木 飛呂彦
タイトル: ジョジョの奇妙な冒険 (4)

第一部です。
ということはつまり、これこそがジョジョの壮大なストーリーの原点、ジョースター家の血統の宿命のはじまり、なのです。


時は、19世紀。主人公、ジョナサン・ジョースターは良家の嫡男として、幸せな毎日を送っていたのですが、そこへ最悪の同居人がやってくるのです。父の恩人の息子だという、ディオ・ブランドー。表向きの彼は礼儀正しく、友だちからも慕われている。ジョナサンの父からの信頼も厚い。しかし、裏ではジョナサンに辛くあたります。実は彼の狙いは、ジョナサンを精神的に追いつめ、ジョースター家をのっとることだったのです。

それだけならば、よくある家督争いで済んだのかもしれない。けれどジョースター家に置かれていた不気味な仮面のせいで、恐ろしいことが起こってしまうのです。

石でできたその仮面は、実はアステカ帝国の遺産。生き血を吸うと骨針を飛び出させて着用者の頭に突き刺し、「永遠の生命」と「真の支配者の力」をもたらすという。

ジョナサンとディオの争いが表面化したとき、不幸にも石仮面の力が呼び覚まされて……。石仮面によって生み出される、いわば吸血鬼というべき化け物たちに、世界は滅ぼされてしまうのか? 石仮面の力に唯一対抗しうるという「波紋」の力とは……?


……こ、こんなものでいいのだろうか。ネタバレは極力避けたつもりですが、難しい……(汗)

勇敢かつ紳士的なジョナサンや、悪の魅力をふりまくディオ、石仮面を葬るために人生を賭してきたツェペリさんに、仁義に厚いスピードワゴンと、登場人物の魅力も満載の第一部は、これ単体でも優れた物語です。

しかし、第一部の素晴らしいところは、今後のシリーズの中で、物語の根っこというか、裏付けというか、ジョジョ世界の古典というか、歴史の一部としての存在感を持っている、ということだと思います。それだけのパワーのある物語です。ジョナサンたちの在り方は、荒木先生が描き続ける「人間讃歌」に、説得力をあたえている、と思うのです。

第三部だけ知っている、という方もけっこういるのではないかと思うのですが、それではもったいない。ぜひ、第一部から続けて読んでみてください。きっともっとジョジョが好きになりますから……。

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『ジョジョの奇妙な冒険』
『ジョジョの奇妙な冒険』 第二部 戦闘潮流
今日は、江戸東京博物館でやっている、新シルクロード展に行って参りました。

織物なんか、出来が良くて、あんな昔にこんな技術があったとは……と感心してしまいます。赤ちゃんのミイラや、ミイラの着ていた衣服など、ちょっと珍しいものもあるので、興味があったら行ってみると良いと思います。乾燥した地域なせいか、織物なども保存状態がとても良いです。

で、それはよいのですが、ひとつ気になる展示物をみつけました。

死者と一緒に埋葬されていたミニチュアの衣服、です。ミイラの胸のあたりに置かれているのが発見されました。ちょうど、リカちゃんの服のような代物で、なんのために死者と一緒に埋葬したのか、わからないようなのですが。

……その、ネーミングが、ですね。



冥衣。


……。



…………。



………………。



……………………。



サープリス!?


そうか、あのミイラは冥闘士だったんだ……!


……はたして、何人の方がこのネタを理解してくださるのだろう(笑)
そのうち、聖闘士星矢もご紹介いたしますー。