青森・弘前の旅〜青森県立美術館コレクション〜 | アートブランドCOMOデザイナー・ミレイの仕事録

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日常の中で気軽に楽しめるアートを目指して様々なプロダクトデザインをしたり、イラストを描いたりしているミレイの仕事を綴ったブログです。

コレクション鑑賞も面白い青森県立美術館。

毎回特別展とコレクションの共通チケットを買っています。

棟方志功の作品があるのも最大の魅力ですが、この美術館をくまなく歩きたいという願望もあります。

 

ちょっと面白い企画が。

青森出身の棟方志功と奈良美智の共通点というテーマで作品が並べられていたんですが…

猫。

猫?

 

…ちょっと無理が。。笑

 

志功さんが描いたおかっぱの女の子。

…やっぱり無理が。。笑笑

 

こんなしっかりした志功さんのイラストを見たことがなかったのでラッキーだったけど、無理矢理感が面白かったです。

グミガール。我が家にもいます!

 

志功さんのお皿。奈良さんのを撮り忘れたけど、この隣に奈良さんのお皿もあって。同じくらいの大きなお皿って共通点。

…やっぱね、無理矢理です。

 

奈良さんの作品のおウチの中に志功さんの絵が飾られているのは貴重で嬉しかったです。

 

青森県立美術館といえば、あおもり犬。

こちらも20年の流れを感じさせる。

ずっとここにある、っていいですよね。

 

美術館を歩きたい理由。

とにかくかっこいいんです。

エレベーターもかっこいい。コレクション展に移動する時、他にお客さんがいなかったので写真撮れた!ラッキー。

 

棟方志功コレクションの中の一つ。

友人が家を建てた時に、自分が壁の絵を描くんだと疑いもなく思っていた志功さんが描き上げた大作。お友達も描いてもらおうと思っていたから良かったけど、頼まれる前から張り切っているという志功さんらしいエピソード付きでした。

 

そして、青森県立美術館といえば!

アレコホールです。

記憶が正しければ、青森県立美術館のこけら落としで開催されたシャガール展に来たのが初めてだったと思うんですが、このアレコの舞台背景画にめちゃくちゃ感動しました。生で見ると本当に大きくて、その大きさに飲み込まれそうな迫力もあるんですが、中央の椅子に座ってゆったりとした気持ちで眺めているとその迫力とは裏腹にとても落ち着いて癒されていく感じがするんです。

展覧会に入る時・コレクション展に移動する時・コレクション展から出てくる時、全てこのアレコホールを通っていく作りになっているんですが、その幸せなことと言ったら!

マイナスイオンを浴びるってこんな感じなのかな?ってくらい、良い空気を吸い込める空間です。

 

2016年に出来た八角堂の中にいるあの子に初めて会いに来ました。建物の中央から何か突き出てる!

 

この子『Miss Forest』。

 

地面を入れるとてっぺんまで画角に入らない。

 

なんとか、てっぺんまで入れてみる。

一本の木のように天まで伸びていきそう。

この子の周りを歩くことができます。

 

すっごいデカいのに、ぷっくりほっぺが子供のそれで可愛い。

森の中で知らない建物の中に入ったら出会ったみたい。自分が小さな子供になったような、この子の周りを歩くと童心に返ったみたいで心が軽くなって建物から出てきました。

 

久々の青森県立美術館を隅から隅まで堪能してきました!