鬼頭工業 30年の歩み 295ただ、年度が変っても経済情勢は悪かった。そこで、8月3日付で事業部制を導入した。より機動力を発揮すること、部門別に責任体制を明確化すること、切磋琢磨(せっさたくま)と競争力を身につけること、積極的、前向きの営業、生産活動を推進すること――がねらいだった。受注、設計、製作の関係業務一切が部門毎に縦系列にまとめられた。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 294巷間、当社の急成長にねたみをもっていた一派から“鬼頭工業危機説”を流布されたのはこの頃だった。まったく根も葉もないことで、やがて事実をもって証明された。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 292その実施項目として 1.営業、技術の体制を強化して、売り上げ20%アップを実現する 2.新技術、新製品の開発により、新規市場を確保する 3.VA(バリュー・アナリシス=価値分析)、VE(バリュー・エンジニアリング=価値工学)を充実して、価格競争力を強化する 4.全ての部門で標準化を徹底し、作業の合理化をはかる 5.予算制度を厳正化して、経費の節減30%を達成する 6.作業災害、交通事故の撲滅と4S(注、整理、整頓、清潔、清掃)運動の展開により、明るい現場をつくる 以上6項目を掲げた。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|
鬼頭工業 30年の歩み 291トヨタ自工の相次ぐ新鋭工場の建設を背景に、当社もうなぎのぼりの業績をあげてきたが、このニクソンショックは、不況に耐える企業体質を置き忘れていたことを教えてくれた。この結果を踏まえて、昭和47年度は「総合力の発揮で生産性の向上」を会社方針に掲げ、全体一体感を盛りあげることになった。 鬼頭工業株式会社|KITO MAC|