FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -63ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

13日の欧米外国為替市場において、米ドル円は93円を挟んで

方向感のない値動きとなった。

欧州時間序盤に朝方の水準を回復していた米ドル円であったが、

その後2月米貿易収支の結果(予想-390億ドル 結果-397億ドル)を

受けて反落、一時本日の安値に迫る値動きとなった。

ところが、一部のシンクタンク筋から、28日のFOMCで声明文の

一部が変更されるとの話が伝わると再び反転、

利上げ期待の高まりから再度93円台を回復する形となった。

NYダウの引け後に発表された米インテルの決算が市場予想を

上回る内容(一株利益:予想0.38ドル→結果0.43ドル)となった事も手伝い、

米国時間終盤はやや円売り優勢となっているが、一方ではガイトナー

米財務長官のコメントとして、中国が人民元レートに一層の柔軟性を

持たせることを確信しているとの報道が伝わっており、対円相場の

上値を抑える可能性がある。

米ドル円は21日間移動平均線(92.44)がサポートされているが、

今夜に控えるバーナンキ米FRB議長の証言内容次第では、

下値余地が広がる可能性がある。一部の地区連銀総裁から、

公定歩合を引き上げるべきとの発言も聞かれており、注目が必要だろう。

13日東京午前の為替相場は、円買いが継続。短期筋を中心

とした利益確定の売りが先行し、日経平均が100円を超える下落。

この流れが商品価格などにも波及する形となっており、全般的に

リスク回避の流れが強まる展開となった。

円相場では、人民元切り上げに対する思惑もあるため、

円を買い戻す動きが加速。米ドル円が92円台半ば、ユーロ円が

125円台後半、豪ドル円が85円台半ばまで下落している。

豪ドル円については、3月NAB企業景況感指数が強い内容だった

にも関わらず値を下げており、短期的にはもう一段の下押しとなる

可能性もありそうだ。

午後の東京では引き続き人民元切り上げ観測が意識されるほか、

ギリシャ救済に関するユーロ圏の足並みの乱れも指摘されており、

ユーロ円を中心に下げを加速させる展開も視野にいれておきたい。

12日の欧米外国為替市場は、主要通貨に対して円が買われる

展開となった。


欧州時間序盤に発表された中国の新規融資額が市場予想を

下回ったほか、銀行監視当局がリスクの高い投資への融資抑制

措置を発表しており、一旦リスク回避の動きが強まる形と

なったようだ。


また、独政府関係者がギリシャへの資金供給に対して

首脳レベルでの合意が必要とコメントし、ユーロ圏内での

見解が一致していないことも投資家心理を圧迫しており、

目先的にも円の買い戻しが強まる可能性があるだろう。


国内では、日銀が2010年以降の消費者物価指数の見通しを

上方修正するとの報道も見られており、デフレ脱却への道筋が

示されるようなら更なる円高進行も視野に入れる必要がありそうだ。

注目されている米中首脳会談が行われているが、

現時点では米国が市場志向の為替相場を支持するとの内容が

伝わっているのみで、詳細については報道されていない。