12日の欧米外国為替市場は、主要通貨に対して円が買われる
展開となった。
欧州時間序盤に発表された中国の新規融資額が市場予想を
下回ったほか、銀行監視当局がリスクの高い投資への融資抑制
措置を発表しており、一旦リスク回避の動きが強まる形と
なったようだ。
また、独政府関係者がギリシャへの資金供給に対して
首脳レベルでの合意が必要とコメントし、ユーロ圏内での
見解が一致していないことも投資家心理を圧迫しており、
目先的にも円の買い戻しが強まる可能性があるだろう。
国内では、日銀が2010年以降の消費者物価指数の見通しを
上方修正するとの報道も見られており、デフレ脱却への道筋が
示されるようなら更なる円高進行も視野に入れる必要がありそうだ。
注目されている米中首脳会談が行われているが、
現時点では米国が市場志向の為替相場を支持するとの内容が
伝わっているのみで、詳細については報道されていない。