今週は重要なイベントが目白押しの一週間。12日にワシントンで
開催が予定される米中首脳会談、14日にはバーナンキFRB議長
議会証言と米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表が予定される。
米中首脳会談は、注目される人民元問題について具体的な話し合いが
行われる可能性は低いが、先週にガイトナー米財務長官が急きょ中国を
訪問し金副総裁と会談を行っており、人民元の切り上げ観測が急速に
高まっている。
今週は、11日のギリシャ支援合意(最大300億ユーロを年利5%程度で融資)
を受けて、ユーロ円を中心に円売りでスタートしているものの、
人民元切り上げの思惑も強く上値も重い展開となりそうだ。
米ドルについては、14日の小売売上高と15日の鉱工業生産、
米主要企業の決算発表が注目される。決算は、アルコア(12日)、
インテル( 13日)、JPモルガン(14日)、グーグル( 15日)、
バンクオブアメリカ(16日)などが予定される。米経済の回復基調を
証明することができれば、リスク選考の動きが強まりやすく、
米ドル売りが優勢となる場面もありそうだ。