FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -6ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

11日欧米市場の東京外国為替市場、米ドル円はNY為替市場が

コロンブス・デーで休場のなか、81.90円台から82.10円台と

82円を挟んで小動きの推移となった。

NY株式市場は取引が行われたが精彩を欠く動きとなり、

為替市場への影響も限定的。英国、欧州、中国の各中央銀行総裁の

講演内容からも材料視される展開には至らなかった。

米ドル円はG7、IMF総会も終了して祝日明けの本日以降、

市場介入実施の可否が焦点となってくる。野田財務相はG7後の会見で、

「日本の為替介入、為替の過度で無秩序な動きに対応したものであり、

特定水準目指す大規模・長期的介入はしない」とコメント。

今後の為替介入に関し、積極的な姿勢は示さなかったと解釈されている。

しかし「為替の過度な変動と無秩序な動きは経済・金融の安定に

悪影響を及ぼす」とし「看過できないときは断固たる措置を取る」と

述べている事から介入があるとすれば、一定のレート水準ではなく、

短期的な変動幅が増大した時点の可能性が高くなったと考えられる。

本日、81円前半へと急速的な円高進行がなければ、介入は

見送られる公算が高そうだ。

先週末に発表された米9月雇用統計において、非農業者部門雇用者数が
予想以上に減少したことを受け、米追加量的緩和策の確実性が
増したことにより米ドル安 の展開となり、米ドル円では、心理的な
節目とされる82円を割り込み年初来安値を更新している。

9日に開かれたG7で野田財務相は、9月に6年半ぶりに実 施した
為替介入について「長期・大規模で一定水準を目指したものではない」旨
説明し、各国から介入実施に対する理解は得られた模様。

今週は15日発表の9月 米消費者物価指数 (予想:1.2%)に注目が
集まっており、前回のFOMCの声明文でインフレ率の低下に対する
懸念が取り上げられており、消費者物価指数の結果次第では、
追加緩和策が一段と強まれば、米ドル売りが加速する可能性が
考えられるだろう。

同日にバーナンキFRB議長の講演内容も重要となり、追加緩和策に
ついて言 及があるか注目される。本日は日本市場・米国市場
(コロンブスデー)が休場となり、本格的な動きは明日からになるだろう。
米ドル円は81.68円と再度年 初来安値を更新している。

7日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は引き続き
上値の重い展開となっている。

米追加緩和観測の高まりを背景とした米ドル売りが続いており、
一時 82.11円と再度年初来安値を更新する格好となっている。
安値更新は続くものの、本邦当局による為替介入の形跡が
一向に見られないことで、大台 80.00円を試す展開を意識する
向きが増えてきているとの見方もある。

本日はNY時間に9月米雇用統計が控えることもあり、
一旦は積極的な取引が手控え られる傾向が強まりそうだが、
予断を許さない状況はまだまだ続きそうだ。

一方のユーロ円も軟調な推移。ECB政策金利発表後
(政策金利は1.00%据え置 き)のトリシェ総裁による記者会見の
内容が「無制限の流動性供給は依然必要と判断」、「経済見通しの
リスクはやや下向きに傾斜」等ハト派寄りであったこと が、
ユーロ売りを招いたようで、一時114.25円まで本日安値を
更新している。9月初旬より一貫して上昇傾向にあり、
現在の水準における高値警戒感が強 く、一旦は調整局面へ
移行する可能性が指摘されている。

短期的には21日間移動平均線の差し掛かる112円台半ば
付近まで軟化することも考えられるだろ う。