7日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は引き続き
上値の重い展開となっている。
米追加緩和観測の高まりを背景とした米ドル売りが続いており、
一時
82.11円と再度年初来安値を更新する格好となっている。
安値更新は続くものの、本邦当局による為替介入の形跡が
一向に見られないことで、大台
80.00円を試す展開を意識する
向きが増えてきているとの見方もある。
本日はNY時間に9月米雇用統計が控えることもあり、
一旦は積極的な取引が手控え
られる傾向が強まりそうだが、
予断を許さない状況はまだまだ続きそうだ。
一方のユーロ円も軟調な推移。ECB政策金利発表後
(政策金利は1.00%据え置
き)のトリシェ総裁による記者会見の
内容が「無制限の流動性供給は依然必要と判断」、「経済見通しの
リスクはやや下向きに傾斜」等ハト派寄りであったこと
が、
ユーロ売りを招いたようで、一時114.25円まで本日安値を
更新している。9月初旬より一貫して上昇傾向にあり、
現在の水準における高値警戒感が強
く、一旦は調整局面へ
移行する可能性が指摘されている。
短期的には21日間移動平均線の差し掛かる112円台半ば
付近まで軟化することも考えられるだろ
う。