FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -48ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

中国とクウェートがユーロ圏への投資縮小を検討しているとの

一部報道があったが、両国ともその噂を相次いで否定した。

これを好感してか、欧州株はDAXをはじめ軒並み前日比3%超上昇。

更には米国株も上昇、前日比285ドル高の10258.99ドルで引けた。

最近、株価相場と完全に連動している為替相場は、昨日もこれに倣い、

昨今のショートポジションが巻き戻され急上昇。米ドル円は約一週間ぶりに

91円を回復、その他クロス円通貨ペアも大幅に上昇した。

ユーロ円は112.54円、豪ドル円は77.48円で引けた。昨日の株価上昇は

根拠なき株価上昇であり、ユーロ圏諸国の金融不安は何ら根本的な

解決に至っていないことから再びリスク回避の動きが出てくる可能性は

残っている。

しかし、チャートから判断すると、ユーロ円は下げ相場が続いた中で

相場の反転を示すと言われている「包み足」があらわれるなど、

全体として直近の安値を更新するような下落リスクは遠のいたようだ。

26日の欧米市場。前半は欧州株が確りの動きとなったことから、

リスク回避の動きが後退。

全般に円売り外貨買いの流れが広がった。そのような中、OECDが

英成長率予想を上方修正し、加えて英国の年内利上げの必要性などに

言及した。これを受けて英ポンド円は130円台で取引される場面も見られた。

その後、NY勢がマーケットに参入。その序盤はダウの前日比プラス圏での

推移を好感し、各通貨ペアともに本日の高値を目指す動きとなった。

しかし、NYダウはすぐに前日比マイナス圏に値を崩し、終値は69.30ドル安の

9974.45ドルとなった。この流れを受け、為替市場はリスク回避の動きが再燃、

各通貨ペア共に一転安値を目指す展開に。

ここで一番影響を受けたのが豪ドル円。75.93円まで上昇後、2円強下落し

安値は73.70円を記録する荒い値動きとなった。ここ最近、レンジは72円~76円と

なっており、レンジの下限付近で「買い」、上限付近で「売り」といったように

往来相場を意識した取引が有効か。

25日の欧米市場、前半はリスク回避の動きが高まり、ユーロ円が108.83円、

豪ドル円は72.04円を記録するなど、年初来安値を更新する通貨ペアがでてきた。

その背景は欧州経済危機と株価動向。特にNYダウの先物、そして現物市場での

値動きがマーケットを動かした。NYダウ現物は取引開始直後、

前日比で最大で約300米ドル安近い取引を演じたあと、株価は断続的に

上昇し結局、前日比-22.82ドル安の10043.75ドルで引けた。

FOMCの議事録が公表され、12ある地区連銀のうち、3地区連銀が

公定歩合の引き上げを主張したことも米国の景気回復を予見させ、

株価回復を後押しした。これを受けて、米ドル円を始めクロス円通貨ペアは

安値圏から断続的に値を戻し、ユーロ円は111.35円、豪ドル円は74.64円で引けた。

一日の動きで見れば前日比でやや安くなりながらも「行って来い」となった。

また、北朝鮮が韓国との国交を断絶すると発表、アジアでの地政学的リスクも

円売りを呼び込んだ遠因とみられる。

どの通貨ペアも日足チャートは下ひげが長い状態となり、目先の戻りが

どこまでになるか注目される。