中国とクウェートがユーロ圏への投資縮小を検討しているとの
一部報道があったが、両国ともその噂を相次いで否定した。
これを好感してか、欧州株はDAXをはじめ軒並み前日比3%超上昇。
更には米国株も上昇、前日比285ドル高の10258.99ドルで引けた。
最近、株価相場と完全に連動している為替相場は、昨日もこれに倣い、
昨今のショートポジションが巻き戻され急上昇。米ドル円は約一週間ぶりに
91円を回復、その他クロス円通貨ペアも大幅に上昇した。
ユーロ円は112.54円、豪ドル円は77.48円で引けた。昨日の株価上昇は
根拠なき株価上昇であり、ユーロ圏諸国の金融不安は何ら根本的な
解決に至っていないことから再びリスク回避の動きが出てくる可能性は
残っている。
しかし、チャートから判断すると、ユーロ円は下げ相場が続いた中で
相場の反転を示すと言われている「包み足」があらわれるなど、
全体として直近の安値を更新するような下落リスクは遠のいたようだ。