25日の欧米市場、前半はリスク回避の動きが高まり、ユーロ円が108.83円、
豪ドル円は72.04円を記録するなど、年初来安値を更新する通貨ペアがでてきた。
その背景は欧州経済危機と株価動向。特にNYダウの先物、そして現物市場での
値動きがマーケットを動かした。NYダウ現物は取引開始直後、
前日比で最大で約300米ドル安近い取引を演じたあと、株価は断続的に
上昇し結局、前日比-22.82ドル安の10043.75ドルで引けた。
FOMCの議事録が公表され、12ある地区連銀のうち、3地区連銀が
公定歩合の引き上げを主張したことも米国の景気回復を予見させ、
株価回復を後押しした。これを受けて、米ドル円を始めクロス円通貨ペアは
安値圏から断続的に値を戻し、ユーロ円は111.35円、豪ドル円は74.64円で引けた。
一日の動きで見れば前日比でやや安くなりながらも「行って来い」となった。
また、北朝鮮が韓国との国交を断絶すると発表、アジアでの地政学的リスクも
円売りを呼び込んだ遠因とみられる。
どの通貨ペアも日足チャートは下ひげが長い状態となり、目先の戻りが
どこまでになるか注目される。