FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -46ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

3日午前の外国為替市場は各クロス円に堅調な推移が見られた。

昨日のNYダウ急騰を受け、日経平均をはじめアジア圏の株価が

上昇して始まるとリスク回避色の後退からクロス円に買いが集まる

流れとなった。

その上、発表された豪4月貿易収支(予想-8.00億AUD 結果1.34億AUD)

の好結果を受け、素直に買い進まれ直近の高値を一時的に

上抜けたことも背景にはあるようだ。

先日の鳩山首相の辞任劇により、海外投機筋からは依然として

円を売る動きが観測されており、政治的な混乱を嫌気する状況に

変わりはないとする話も聞かれている。

その上、最有力候補となっている菅氏が、過去円高推移していた時分に

円安誘導発言を行っていた経緯があることも堅調な推移の一助となっているようだ。

日欧米時間の外国為替市場は円売り優勢の推移。

NYダウ平均株価が前日比+200ドルを超える上昇を見せたことで
リスク選好の地合いが強まったほか、鳩山首相辞任のニュースが
引き続き円売り材料として意識されており、米ドル円・クロス円各通貨は
断続的に上値を伸ばす展開が続いている。

豪ドル円は本日安値からは2円以上も水準を上げ一時77.63円まで
本日高値を更新した。リスクテイクに対する警戒感が緩む場面で
は特に買われやすい通貨で、目先もしっかりとした展開が期待できそう。

一旦は、4月高値と5月安値の38.2%戻しの水準(78.20円付近)を試す展開と
なるかもしれない。一方の米ドル円は92円台前半での推移。約2週間振りに
92円台へ乗せており、地合の強さを示している。

92.30円付近が5月の高値・安値の61.8%戻しにあたり、こちらを上抜けることが
できるかが目先の注目点となるだろう。


2日午前の東京外国為替市場。9:30すぎ、鳩山首相の辞任表明報道を

受けて、日本の政局不安から円売りの展開となった。

さらに民主党の総会で実際に首相が退陣する意向を明らかにすると

その傾向に拍車がかかった。

10:30には豪1-3月期GDPが発表。前期比、前年比共、ほぼ予想通りの

数字であったが、前回分の改定値がそれぞれ上方修正されたことが、

豪ドル円の上昇を下支えした。

このあと参入してくる欧州勢が、安倍元首相から4代続く日本の首相の

早期退陣をどう受け止めるかに注目だ。次の首相は菅氏が有力だが、

約半年前の財務相就任時に、円安容認発言を行って鳩山首相に

咎められた経緯がある。

米ドル円、豪ドル円は日足を見ると、価格の上げ下げは激しいものの、

それぞれ5月の安値から上昇トレンドラインが引くことができる。

価格がこのトレンドラインを維持できるかどうかを見守りたい。