FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -25ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

18日午後の東京外国為替市場、米ドル円・クロス円各通貨は

動意の薄い展開に終始している。

日経平均株価は前日比100円を超える上昇を見せる場面も

あったが、中国株や欧州株が振るわず、リスクテイクの動きには

繋がっていない。

米ドル円は85円台前半でのもみ合い。テクニカル的には85.70円

付近に差し掛かる5日間移動平均線を突破できるかどうかが

焦点となるだろう。

尚、目先の注目材料は17:30発表のBOE議事録。5日に金利・

資産買い取り額とも据え置きを決定した際のものだが、

焦点は決定に至った票数。

ここ数回はセンスタンス委員が金融引き締めを主張し続けているが、

今回それに続く委員が現れるかどうかがポイントとなる。

市場では早期の出口戦略突入を期待する声が高まっており、

仮に前回同様反対票がセンスタンス委員のみとなるなら、

失望感からの英ポンド売りがでる可能性もあるだろう。

17日の欧米市場では、円高一服となっている。

米ドル円は欧州市場取引き序盤で、85.19円からNY市場取引時間帯に

かけて高値85.69円まで上昇した。

23日の 首相・日銀総裁会合というパターンは、昨年12月1日に

日銀が緊急決定会合を開催し、追加緩和を決定した状況と酷似しており、

会談前に日銀が追加緩和に踏み切る可能性も出てきた。

また追加の経済対策も菅首相は担当3大臣に検討を指示し、

20日にも議論を始めるようである。政府・日銀の円高けん制は

具体策実行の可能性が高まってきた。

欧州株がアイルランドとスペインの国債入札を受け、債務問題を

抱えるユーロ圏諸国に対する懸念が後退したことから堅調に推移、

米株式も米鉱工業生産指数の上昇や好決算で上昇したことが

リスク選考的にクロス円上昇を強め、米ドル円の下値を支えた。

米ドル円は、8月14日の直近高値86.38円を上抜けて上昇できるか

注目していきたい。

17日午前の東京外国為替市場は、米ドル円・クロス円共に

確りした展開となっている。

朝方は、若干の円買いの流れが出ると、昨日の安値85.21円

近辺ではストップロスを巻き込み、米ドル円は85.11円まで

安値を更新、各クロス円も下値を伸ばす流れとなった。

しかし、介入警戒感や菅首相と白川日銀総裁の会談が

23日に開催される報道もあり、積極的な円買いムードにはならず、

下げ幅を縮小し始めると米ドル円以外の各通貨は

「往ってこい」となった。10:30に発表された豪中銀理事会議事録では

「現在の金利は適切」「金利を当面据え置くことを決定、今後の動きは

更なる情報次第」と示したが、特に目新しい材料見られず、

様子見姿勢を示唆したことから市場への影響は、今のところ限定的と

なっている。

ただ、利上げ期待が後退したことにより、悲観的なトーンが強まるなら

豪ドル円の下落も考えられるので注意したい。