FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -181ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

今週は8月IFO景況指数(独:26日)や米・英の第2四半期
GDP・改定値 (米国:27日、英国:28日)等、
週を通して欧米の景気関連指標の発表が相次ぐ。

週の前半は景気底打ち間の高まる米国そして
ユーロ圏の指標発表が主体で、市場でも楽観的な見方が多い。
良好な結果となれば株価上昇→円売りの流れから
米ドル円・クロス円通貨のサポート要因となるだろう。

ただ、週末に控える英GDP・改定値には注意したい。
先週のBOE議事録で、キング総裁をはじめとしたMPCメンバー3名が、
先の金融政策決定会合においてサプライズとなった資産買取規模をも
上回る増額を主張していたことが明らかとなり、

英景気減速に懸念を抱く一部参加者の間では改定値からの
大幅な落ち込みを予想する向きもあるからだ。
仮にそうなれば相場の波乱要因となる可能性もある。

近頃の円相場は株価動向の影響を強く受ける傾向にあるため、 上記の指標結果を受けた株式市場の反応にも十分注意を払いたい。
21日の欧州時間、中国株がプラス圏を回復したことや
独PMIが製造業・非製造業ともに予想を上回ったことが好感され、欧州株はしっかりの推移。

円相場では、経済指標の強さでサポートされた
ユーロ円を中心にクロス円が堅調な推移となった。
NY時間に掛けては、利食いの円買い戻しに押し戻される
場面もあったが、注目されていた7月米中古住宅販売件数
(結果:524万件 予想:497万件)が予想外の伸びを見せ、
NYダウが大幅上伸。

また、バーナンキ米FRB議長が講演において、
米国と世界経済は景気後退から脱却しつつあると
発言したこともあり、リスクテイクの動きが広まる展開となった。
これを受け、NYダウは一時150ドルを超える上昇となるなど、
4営業日連続の上昇。

円相場では、リスク選好の円売りが強まる展開となった。
米ドル円とクロス円ともに高値を更新。

主要株価睨みの展開が続く円相場。
来週は、景気動向を占う上で注目される米住宅関連指標を中心に、
米経済指標の発表が相次いで予定されている。

中古住宅販売件数の強さから、NYダウは堅調さを維持する
格好となったが、経済指標の結果に敏感な反応を示す
動きが続いており、景気回復への期待が再び広まるなか、
悪い結果となった場合の反動には注意を払いたいところだ。
21日午後の東京外国為替市場、対円相場は株価動向に
振り回される展開が続いている。

中国が銀行の自己資本基準の引き上げを計画していると
報じられたことが嫌気され中国株が下落、

リスク回避の円買いが加速した。
米ドル円・クロス円通貨は軒並本日安値を更新する形となり、
豪ドル円は再度77円台を割れ込む(安値76.85円)
場面も見られた。

しかし、欧州時間序盤に差し掛かると中国株が反転、
前日比プラス圏へと水準を回復するにつれ
為替市場でも円売りが進み、
豪ドル円も77円台後半へと水準を戻している。

今週はこれまで何度か77円台を割れる場面があったが、
7月安値と8月高値の半値押しの水準(76円台半ば)を
前に折り返す展開が続いている。

節目の水準がサポートされていることで、
目先は豪ドル買い安心感が広まる可能性がある。
豪財務省が豪国債の金利に対する税控除策を打ち出す
との報も入っており、こちらも豪ドル買いの
サポートになりそうで、短期的には
再度80.00円の大台を試す展開に期待したい。