FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -180ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

24日欧米市場の米ドル円はレンジでのもみ合い推移となった。
NY時間序盤、ダウ平均株価が寄り付きより景気回復期待から
続伸したことを受け、米ドル円も買われる展開となっていた。

だがその後、米国債権利回りが下げ幅を拡大させたことや
ダウ平均株価が金融株を中心に売られマイナスに転じたことで、
米ドル円もつられて水準を下げる格好に。

また米銀7位のサントラストのCEOが、米銀行業界では
さらに多くの銀行が信用損失の拡大リスクや状況改善について
依然困難に見舞われていると発言したことも弱材料となった模様。

テクニカル的には反転上昇の兆しが出ていただけに、
再び上値の重い展開となる可能性が指摘されている。
一方のクロス円通貨では豪ドル円が比較的底堅い展開。

資源国通貨として原油価格の上昇につられた恰好となっている。
前述の状況から上げ幅を縮小させてはいるが、商品市況が
好調な伸びを見せていることから他通貨に比べ
下値では買い意欲もあるだろう。
24日東京午後の為替相場は、全般的にもみ合う動き。
アジア株の堅調さから、リスク選好の円売りが一段と強まる
展開も予想されたが、先週末からの急ピッチな上昇ペースを
警戒する取引参加者も多く、一旦は利益確定の円買い戻しが優勢となった。

この動きから、クロス円各通貨は全般的に押し戻される動きとなり、
ユーロ円は135円台半ば、豪ドル円は79円台前半まで水準を下げた。
ただ、欧州株が堅調なスタートとなったことから、
クロス円は反発。

また、買い遅れた向きの押し目買い意欲が強いことや、
18:00に発表が行われたユーロ圏製造業新規受注
(結果:3.1% 予想:1.8%)が予想を上回る強い内容となったことから、
ユーロ円を中心にクロス円がサポートされる形となっている。
今夜は、21:30の6月加小売売上高のほかは、主な経済指標は
予定されていないため、要人発言や株価の動きに注目が集まりやすそうだ。
欧州序盤には、中国首相が中国経済について、
好調であるが安定はしていないと慎重な見方を示しており、
この後のマーケットに影響があるか見極めたいところだ。
米ドル円をはじめ各クロス円通貨ペアは
先週末と比べるとマドを空け上昇し寄り付いた。

日経平均株価も前引けは前日終値比319円高となったが、
既に為替相場は上昇して寄り付いたあとだっただけに、
その上昇幅は限定的であった。

米ドル円は先週末の高値94.72円を更新、
更に上値を窺っている。

豪ドル円は79.72円まで上伸、高値圏でのもみあい。

上値トライの機運は高まっているが、午前中に記録した
高値を超えるには株価の更なる上昇など、材料がほしいところ。

チャートに目を向けると米ドル円、
豪ドル円の日足チャートは先週金曜日午後に下落した際、
ボリンジャーバンドの-2σに触れてから急反発している。
ローソク足では長い下ヒゲとなって現れた。
これは目先の上値トライを予感させるものである。

米ドル円では20日間移動平均線の95.20円、
豪ドル円ではボリンジャーバンド+1σの80.39円付近が
次の上値目途となるだろう。