FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -18ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

6日の欧米外国為替市場は、レーバーデー(勤労感謝の日)で

米国・加市場が休場となり、各通貨とも方向感の欠ける展開となった。

欧州時間序盤では、欧州株の伸び悩みからポジション調整の

動きが優勢となり、ユーロ円は108.28円まで値を下げ本日の

安値を更新する。

ユーロ円を日足チャートで見ると、先週末に続き21日移動平均線

(108.99円)を上抜けずにいる。109円を上抜くことが出来れば

更なる上昇も期待できるが、しばらくは方向感のない展開が続きそうだ。

一方、豪ドル円は76.94円まで下げ、本日の安値を付けたが、

77円台前半まで回復し確りした動きとなっている。

本日RBA(豪準備銀)による政策金利の発表(予想:4.5%)が

予定されている。

金利自体は据え置きとの見方が非常に強く、注目されるのは

声明内容だが、年内の利上げ期待が後退している状況では、

大きな変化はないとの見方も強い。

しかし、先日発表された豪第2四半期GDP(結果:1.2%)が好結果を受け、

一部では追加利上げのコメントも意識されているようだ。

米雇用統計を消化し、マーケットは次の材料探しを

始めることになる。


本日はレーバーデー(勤労感謝の日)で、

米・加市場が休場となるため、マーケットは小動きが予想され、

実質的には明日から本格的に動き出すことになるだろう。


今週は経済指標もさることながら、各国政策金利の発表が

目白押しだ。火曜日には日本と豪州、水曜日はカナダ、

木曜日は英国だ。また日本時間水曜日の深夜には

米FOMCの叩き台となるベージュブック(地区連銀経済報告)が

発表される。

この中で金融政策の変更が予想されているのはカナダのみ

(0.25%政策金利を引き上げ1.00%に)。


去る4日、野田財務相が報道番組に出演し、為替介入の

タイミングは色々あろうが必要なことは「断固たる措置」の

一言に網羅されていると述べた。

また協調介入が困難であることを示唆した。円高対策へ

打つ手が限られている中、経済界からの不満も溜まってきており、

15年ぶりの円高水準にあるマーケットの状況にどう対応するかが

引き続き注目される。

3日欧米時間の外国為替市場は、注目された米雇用統計が予想
ほど悪化しなかったが、ISM非製造業景気指数が予想を裏切ったため
米ドル円・クロス円ともに高値より値段を下げる展開となった。

米雇用統計の中でも注目度の高い非農業部門雇用者数が
市場予想-10.5万人に対し結果-5.4万人との発表を受け、
米ドル円・クロス円ともに発表後30分内で本日の高値を更新。

NYダウも100ドル超の上げ幅となったが、その後に発表された
ISM非製造業景気指数が予想に反して弱い数字(予想:53.2 結果:51.5)
となり、特に雇用部門が48.2と景況判断の分岐点である50を割り込み
リスク選好の円売りに水を差した。

米ドルは本日高値の85.23円から一気に84.22円までなし崩しに
値段を下げたためクロス円も急落した。
終盤NYダウが本日高値を更新し、終値は10447.93ドル
(前日比+127.83ドル)となったが各通貨高値を更新できなかった。
テクニカル的に見ると、豪ドル円が直近の抵抗帯であった
77円を上回り終わったため(8/10以来)80円トライへの
挑戦権を手にしたようだ。

ただし、相変わらず米ドル円の戻りが鈍いので、一本調子で80円の
大台乗せとまではならないだろう。ここは「追随買い」ではなく
「押し目買い」に徹して行く方が良さそうだ。