FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -15ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

13日午前の外国為替市場では、クロス円の上昇が目立つ

相場つきとなっている。

背景には先週末発表された通称バーゼル3と呼ばれる

各国主要銀行における資本規制(銀行の投資業務における

レバレッジ規制)が市場の思惑より長めの猶予が与えられたことで、

安堵感からリスク選好の姿勢が強まったことが背景にはある模様。

そのため米ドル円を除くクロス円全般において寄りつきから窓を

開けて堅調な推移となっており、テクニカル面でも下値がサポート

されていることから円安の流れとなっているようだ。

民主党代表選を控え、現在は円の動向は一旦様子見気配と

なっているが、ダウ先物を含む各国株式市場が堅調な推移を見せており、

しばらくリスク選好の流れとなる可能性が高いと言えそう。

特に上昇幅の大きいユーロはテクニカル面で抵抗線となっている

対米ドルの1.2800ドルを上抜くことができれば、ユーロ円において

さらなる水準をみせることとなりそうだ。

今週の外国為替市場では、本邦民主党代表選に係る行方に

焦点が集まっている。

各代表候補は、それそれ菅氏が財政規律に消極的介入姿勢、

小沢氏が財政出動と積極的介入姿勢とそれぞれ政策と

方向性に違いがみられており、勝利する代表によって

円安か現状維持かがわかりやすい図式で示されている。

現状では、有利不利については各報道機関によってまちまちだが

総じて五分を演じており、14日の投開票で相場の転換が

行われる可能性もあるだろう。

先週末土曜日に発表された中国経済指標も予想に比べ

堅調な推移を見せたことや、世界的に銀行の資本規制を

強めることを決定していく会議(バーゼル委員会)で

決定された猶予期間が市場の想定を下回ったことで、

ある程度余裕を持って行っていけるとの判断から、

多少リスク選好の流れに傾くとの声も上がっており、

代表選の結果如何によっては円高ドル安の流れも

終息するとの声も挙がっており、4か月続いた円高ドル安の

トレンド偏向に期待したい。

10日の欧米外国為替市場は、米ドル円・各クロス円通貨とも
高値を更新する展開となった。

日本の円売り介入感や、米国の景気先行き懸念と
欧州の財政懸念がやや後退したことにより、リスク選好の
動きがみられ各通貨とも確りとした形で上昇した。

特に米国時間早朝に、米10年債利回りが2.74%から2.81% まで
上昇したことに後押しされ、米ドルは円に対して84.39円まで上昇し、
他のクロス円の上値を伸ばす展開に繋がり、ユーロ円は107.38円、
豪ドル円は78.10円と本日の高値を更新した。

しかし、週末要因でポジション調整が入ると、各通貨とも
積極的な動意は見られず落ち着いた展開となった。
米ドル円84円台、ユーロ円107円台、豪ドル円78円台と
大台乗せで取引を終了したが、具体的に買い進める材料に乏しく、
上値を狙いにくい相場展開が続きそうだ。